花江夏樹主演アニメ『月が導く異世界道中 第二幕』第2クール開始!あの伝説アニメをオマージュ?したEDに「ED攻めすぎ」の声

2024.4.4 17:45

声優の花江夏樹が、主人公・深澄真(みすみ まこと)の声を務める『月が導く異世界道中 第二幕』。第十三夜が4月1日(月)よる11時からTOKYO MX、BS日テレほかにて放送された。本作は、Webサイト『アルファポリス』刊行中の同名作品を原作とした“世直しファンタジー″で、2021年の夏に放送された第一幕(全12話)の続編。キャラクターを演じる豪華声優陣も話題を集めている。深澄真の声を人気アニメ『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役で知られる花江夏樹、同じく『鬼滅の刃』で炭治郎の妹・禰豆子を演じた鬼頭明里が従者の澪役、更には『僕のヒーローアカデミア』麗日(うららか)お茶子役の佐倉綾音、『呪術廻戦』七海健人役の津田健次郎など、人気声優たちが名を連ねている。

◆神殿からの使者

第十三夜(話)のタイトルは「学園祭は大忙し」。夏休みが明けると、ロッツガルド中央学園の学園祭が控えていた。街をあげた一大行事で1週間もの期間行われる。クズノハ商店も学園祭に訪れる人たちのために人員増員の準備に追われていた。すると、ギルドマスターで上位竜でもあるルトがクズノハ商店にやってきて、「まっこっとく~ん!当日は一緒に回ろうよ~」と真に一緒に学園祭を周ろうと誘う。

真(声:花江夏樹)と一緒に学園祭を周ろうと誘うルト(声:松岡禎丞)

しかし忙しい真は「ルト、いい加減はっきり言うけど…か・え・れ」と冷たく追い返すのであった。そんな調子がいいルトではあるが、識(声:津田健次郎)は「昔は色々と興味深い実験を行っていたと聞きます。できれば教えを請(こ)いたいのですが…」とルトの研究に興味を持つ。そんな話をしているところに、女神を信仰する神殿の準司祭を務めている“シナイ”という人物が訪ねてくる。シナイは、クズノハ商店で販売している薬が値段の割に効能が高すぎると不安に思う人が出てきているという。そのため神殿に販売を任せないかと提案してくる。もしも販売を任せないのなら、「うわさの払拭(ふっしょく)については神殿でも手伝うことにしよう。ただ一つ条件がある。薬の製法を明らかにしてほしい」と言い出した。製法を教えれば神殿でも同じものを作れるようになる、ということになるが、神殿には例の“人体実験”に係った人物もいたため、「不測の事態に備える意味でも、神殿とつてがあって損はないか…」そう考えた真は、製法を開示することを了承し、神殿へ出向き、薬の材料と製法を渡すのだった。

女神をまつる荘厳な神殿を訪れ、その大きさに驚く真と識

神殿の司教は、真の思考摂取と魔力調査をひそかに行うが失敗。開示した薬の製法や手順も完璧だが神殿の技量では成功率は5割ほど。原価や人件費を考えると販売価格を100倍にしないと売れないということが分かり、驚愕(きょうがく)するシナイ。「やはりクズノハは無垢(むく)な子どもを装った何かと見て間違いない。ただ今後、私たちの切り札の1枚になる可能性はあるわね」と言う司教のベールの下の顔には、大きな傷跡が見えるのだった。司教は一体…。

◆暗殺者ギルドの報復

学園祭間近のロッツガルドの街は準備で大わらわ。そんな街の中を歩いていた真に襲い掛かって来たのは、ブライトから依頼されていた暗殺者ギルドの集団だった。そこにはロッツガルドの講師の試験でも現れた暗殺者の姿が。あっという間に集団を倒す真だが「さて、しつこく暗殺者ギルドに絡まれるのもごめんだし、これでブライト先生がらみの事件も本当におしまいだろうな」そう言って、一同を消し去るのだった。荒れた気分をどうにか落ち着けたい真は、亜空に戻り黙々と弓を射る。

弓を射り、暗殺者ギルドを始末した嫌な心を落ち着かせる真

そこへやって来た巴(声:佐倉綾音)が、霧の門を開いて亜空の天候を日本の天候に似せ、そして安定させる場所を見つけたと報告してくる。うれしい報告だが、しかしそこは魔族の支配領域。近くには魔族の砦(とりで)もあるため、どうするかは少しの間保留することになるのだった。

◆学園祭スタート

亜空から学園祭にやって来た巴と澪(声:鬼頭明里)

学園祭がスタートし街は大にぎわい。亜空から巴と澪(声:鬼頭明里)も遊びにやって来る。クズノハ商会も大忙しだが真は初日から寝坊してしまう。実は識が起こそうとしていたのだが、巴と澪が真の寝顔をみたいがためにあえて起こさなかったのだった。

店に並ぶ列の整理をして働くライム=ラテ(声:八代拓)

クズノハ商店の看板を見あげた女性が「葛葉(クズハ)…、どうして我がローレル秘伝の文字が…」とつぶやく。どうやらローレル連邦の使者のようだが、その女性がリミア王国の使者と会談をしている。「率直に申し上げます。巫女(みこ)様を国にお返しください」そうローレル連邦の使者が言うが「巫女殿を?彼女はリミアの勇者響殿と共にあり、自らの意志でその戦いに同行しておるのだが?」と返すリミア王国の使者。ローレルの使者の言う巫女とは、響と行動を共にするチヤ=ハヅキ(声:田村奈央)だった。ローレル連邦はリミア王国が巫女を拉致したと考えており、「危険極まりない戦場に参加させている。これは重大な問題になりかねません」と訴えていた。「巫女殿は率先して勇者を支えている。貴国にとっても誇るべきことではないのか?」と取り合わないリミア王国の使者たちだが、すべては帝国の勇者・岩橋智樹(声:新井良平)とリリ皇女(声:中原麻衣)のせいだと考えているのだった。「帝国め…何をたくらんでおる…」

ロッツガルドに来訪していた帝国のリリ皇女
(画像は第三夜より引用)

ゴテツ亭で酔っぱらって大騒ぎする巴や澪、クズノハ商会の一同。その姿を物陰からそっと見ていたリリ皇女。「くっ、なんとも愚劣な連中ね。帝国の民とは大違いだわ…」

◆第2クールOP&ED ノンクレジット映像が公開

神殿の準司祭・シナイや神殿の司教、ローレル連邦の使者など、新しいキャラクターが初登場した第2クールのスタートに視聴者からは、「2クール目開幕らしい新キャラが続々登場」「2クール目も安定の面白さ!」「ついに勇者たちと真が出会うか!?」など、これからの展開に期待する声が多くあがっていた。また一新された新オープニング映像には「ツキミチといえばsyudouさんと思わせるマッチ感すごい!」「ヤバヤバのヤバだよ。半端ないよ。仕事頑張る理由が出来ました!」「第2クールのOPとEDも良き!」など、オープニングテーマを歌うsyudouにも歓喜の声が。

さらに、エンディング映像も新しくなっており、クールな戦闘シーンから『あしたのジョー』をオマージュしたようなシュールでコミカルな真、色気のある巴や澪が描かれたエンディングには「今期一のED」「やっべぇおもしれぇぞこのEDwww」「巴も澪もエッッッ!」「新ED攻めすぎじゃない?(笑)」と注目の高さがうかがえる声が多く上がっていた。

第十三夜放送後、盛り上がりをみせた第2クールのオープニング映像とエンディング映像のノンクレジット版が、YouTubeで公開された。

▼第2クールノンクレジット版オープニング映像 syudou『リヴァーサル』

▼第2クールノンクレジット版エンディング映像 前田佳織里『常識外れヒューマン』

『月が導く異世界道中 第二幕』公式HP
TVアニメ公式X
BS日テレ アニメにむちゅ~ 公式HP

画像提供:©あずみ圭・アルファポリス/月が導く異世界道中第二幕製作委員会

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