やす子「ひと口で体がポカポカに…」スリランカの人気“スーパーフード”の効果に驚き

2024.4.25 11:40

お笑い芸人のやす子が、24日放送の『世界頂グルメ』に出演。“美容大国”スリランカを訪れ、地元民の愛する地元メシを探した。

スリランカはインドのすぐ隣に浮かぶ島国で、1日3食食べるほどのカレー大国。やす子は、早速スリランカ最大都市コロンボを散策。活気ある町にはスパイスの香りがあふれ、そこら中に唐辛子が山積みになって売られている。やす子も「うぁ~痛い~。粘膜が…!」と目をつぶるほど、刺激的な空気に包まれていた。

スリランカでは“アーユルヴェーダ”といわれる伝統医療が紀元前から伝わっている。日本ではエステやマッサージのイメージが強いが、実は美容も含めた世界3大伝統医学の1つ。食生活にもその考えが根付き、様々なスパイスやハーブを使うことで、スリランカでは美肌で美しい黒髪を持つ女性が多いと言われている。

そんなスリランカでは今、どんな人がどんな地元メシを食べているのか?やす子は市場で「スリランカで1番うまい地元メシは?」と聞き込みをし、教えてもらった地元メシが『ジャックフルーツカレー』。「ジャックフルーツは血行も良くなるし体にいい食べ物なんだよ」という地元男性の言葉に期待をふくらませ、ジャックフルーツカレーの人気店に向かった。

活気のある広い店内で、食事中のカップルのテーブルに同席したやす子。「ジャックフルーツカレー好きですか?」と聞くと、「栄養があるからお米の代わりにもなってスリランカでは欠かせない食べ物なんだ」「体に良くて色んな味付けで楽しめるのよ。スリランカでは第2のご飯って言われてるわ」と教わり驚く。

ジャックフルーツはデンプンや食物繊維などを多く含む、今注目のスーパーフード。スリランカでは、“米の木”とも呼ばれ、そのカロリーは、米のおよそ3分の2。

そんなジャックフルーツカレーを早速レストランの厨房(ちゅうぼう)で、作ってもらうことに。まずは、人の頭よりも大きなジャックフルーツのトゲトゲした皮をむいていく。皮を落とすと、サトイモのような粘り気のある果肉が現れた。

「見た感じ芋っぽい…フルーツと思えない…想像つかない味の、切りたてを食べてみます」とリポートしたやす子。一口食べて、さらに「ゴムパッチンのゴムみたいな感触…味は栗(くり)っぽい」と表現。

そんなジャックフルーツの果肉を細かく切り、ココナツオイルで炒(いた)めたカレーリーフ、タマネギ、青唐辛子と合わせ、さらにカレーパウダーなどの香辛料と大量のココナツミルクで煮込めば、ジャックフルーツカレーの出来上がり。

アーユルヴェーダに基づくスリランカ料理では、一食で甘味・辛味・塩味・酸味・苦味・渋味の6つの味をバランスよくとることが体に良いとされ、ご飯の周りに数種類のカレーなどを盛りつけて食べるのが基本スタイル。

やす子も「うわっカラフルだ…これが全部自然の色っていうのがスゴいですよね」と驚く、この店のジャックフルーツカレーは、他に3種のカレーがたっぷり盛りつけられ、値段も約300円と激安。

ひと口食べたやす子は「うわーめっちゃおいしい。ココナツミルクで作ってるからかマイルドで」と言いつつも「うわ、辛味きた。うわ~スパイスがきますね、かなり辛いです」と、後からくる辛味も堪能し「カラカラカラカラカラカラはい~!!」とハイテンションに。

肝心のジャックフルーツについては「ジャックフルーツがほぼジャガイモですね。ホクホクでやわらかくてクセがないです。ひと口食べただけで体がポカポカになりました。めちゃくちゃパワーを感じるご飯だなって思いました」と表現した。

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写真提供:(C)日テレ

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