アニメ『転生したらスライムだった件』 ヒナタ、クレイマン、ファルムスの裏にいるのは“商人”?SNS 「黒幕の目的は世界の混乱?」
2024.5.1 17:45アニメ『転生したらスライムだった件』の第52話(第3期4話目)『それぞれの役割』が4月26日に放送された。開国祭の開催を前に、課題となっているのが魔物の発生だった。ヴェルドラをはじめ、テンペストには強い魔物・魔人たちが集結している。それにより魔素濃度が高まり、周辺に強い魔物が生まれていると、リムルは報告を受ける。そんな中、ベスターとカイジンが対魔結界を発動できる機器の試作品を披露する。一方、部下の扱いに悩むゲルドに、リムルは新しい任務を与える。
(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)
◆部下の扱いに悩むゲルドに与えた新しい任務とは?
前回、街の宣伝や魔王就任のお披露目も兼ねて、テンペストで多くの民族を集めたお祭りを行うことを決めたリムル。しかし、テンペストの周辺にはかなり厄介な魔物“ソードグリズリー”が発生するなど、魔物の発生が懸念されていた。そんな中、ベスターとカイジンを中心に、そんな問題を解決できるあるものを作ってきたという。
それが『全自動魔法発動機』。魔物の国であるテンペストには、大気中に濃度の高い魔素が漂流している。この『全自動魔法発動機』は、その魔素を利用し、魔物用の結界を張って、魔物の侵入を防ぐことができる。さらに魔素を集積することで大気中の魔素の濃度も薄めることができる優れものだ。これを街道沿いに設置することで、魔獣の出現を抑え、街の安全を確保することができる。
一方、部下の扱いに悩むゲルドに、リムルは新しい任務を与える。それはミリムたちのための城の建設。実はリムルが時間を見つけてコツコツと設計図を書いていたのだ。「このような大仕事を万が一でも失敗したら…」とちゅうちょするゲルドだが、「失敗してもそれはお前の経験になるだろ?」と優しく説得し、ゲルドも吹っ切れたようでその依頼を引き受けることにした。
◆黒幕は「商人」?
その頃、テンペストが攻め落としたファルムス王国では、エドマリスに代わり新たな王となった弟のエドワルドが軍を再編していると、ディアブロがリムルに報告。そのためテンペストでも軍を再編していた。また、イングラシア王国に送り届けたはずのレイヒムからの返信が来ないというが、口封じに殺された訳ではないようだ。
しかし、ヒナタのいるルベリオス相手には慎重にならざるを得ないリムル。ヒナタによるリムル襲撃(しゅうげき)と、ファルムス王国のテンペスト侵略、そしてクレイマンがほのめかした黒幕の存在。シュナは、それらは連動しており、その黒幕が動いているはずと意見を述べた。
しかしリムルは「ヒナタが誰かに命じられて動くとは思えないんだよね」と異論を挟む。聖騎士団長のヒナタが言うことを聞く相手は神・ルミナスだけ。つまり、黒幕は少なくとも複数いることになる。その複数いる黒幕の足並みはそろっておらず、ヒナタが動いたのも何かのしがらみで動いたのではないかと推測する幹部たち。
ここでリムルは、ファルムスに情報を提供した商人たちに目をつける。戦争は大金が動くもので、その利益目当てに暗躍する商人がいるかもしれない。リムルは、各国に出入りしていた商人について調べるよう、幹部たちに命じる。そしてその頃ヒナタも、部下を集め会議を開いていた。
SNS上では「黒幕の目的は世界の混乱?」「ここからどうぶつかることになるんだ…」「語り中心の幹部会議でも全然面白い」と黒幕推理パートを楽しむ声が多く上がった。
『転生したらスライムだった件 第3期』
第53話(第3期5話目)は5月3日(金)より、日本テレビ系列ほかにて放送予定。