19連敗中の名字研究家VS日本一のはんこ屋!6年半の戦いでついに研究家が初勝利?はんこ屋にない激レア名字とは

2024.5.13 11:55

バナナマンがMCを務める5月10日放送の『沸騰ワード10』。今回はこの道50年の名字研究家・髙信幸男さんと、日本一の品ぞろえを誇るはんこ屋、秀島徹さんによる名字頂上決戦第20弾SPを放送。

前半戦は名字研究家の髙信さんが3連勝と幸先の良いスタートを切るも、6年半、19戦負けなしの絶対王者であるはんこ屋・秀島さんが4問目、5問目で巻き返し、3対2の大接戦に。

第6問の『都鄙(とひ)』さんは、「記憶にはあるんだけどな…これはあってくれんかな…」と過去最長レベルの時間をかけてはんこを探す秀島さん。しかし…結果は『降参』。

この名字には秀島さんも「都(みやこ)と鄙(ひな)ってすごいな、正反対の言葉」と驚き。都から離れた田舎という意味で、京都に住んでいた人が田舎に移り、都を懐かしんでつけた名前だといわれている。

そして第7問は、髙信さんも「これは名字?」と疑ったという、全国に1軒しかないという激レア名字『腰砕(こしくだけ)』さん。『腰』がつく名字はけっこうあるという秀島さんだったが、結果は『降参』。髙信さんが勝利し5対2となり、初めて10番勝負でリーチをかける。

秀島さんにとっては負けられない第8問目は…『竹ノ子(たけのこ)』さん。“視聴者投稿”、“3文字”、“珍しい名前の多い東北の名字”と難易度はアップし、簡単な漢字の組み合わせに弱い秀島さんの弱点を狙った髙信さん本気の作戦。「“降参”の次は何だろうね、“まいった”とかになるのかね」と、すでに余裕を見せる髙信さんだが結果は…、はんこ屋・秀島さんの勝利。はんこの色は変色しており、実は50年も店にあるはんこだった。

第9問目は『伊多波(いたば)』さん。またしても苦手な、簡単な漢字の組み合わせで勝負を挑まれ「くたびれてきた」とぼやく秀島さんだったが、ここは見事勝利。5対4となり、髙信さんは差を縮められてしまった。

そして勝負は運命の最終問題へ。

髙信さんが勝負をかけたのは、舞浜駅で見つけた、全国に1軒しかないという一文字の名字。それが…『飲(のみ)』さん。この珍しい名前には、数多の名字を見てきた秀島さんも「は?」とびっくり。

名字で使われるなら『呑』の方が一般的だと言いながらはんこを探した秀島さんが押印したはんこは…『降参』。これまで19連勝してきた秀島さんが「お手上げです。参りました」と手を挙げて、20戦目にして名字研究家の髙信さんがついに10番勝負初勝利!

『飲』さんの由来は、相撲の強さで有名になった豪族の『野見宿禰(のみのすくね)』の子孫が身分を隠すため、響きが同じ『飲(のみ)』に変えたといわれている。

髙信さんは感激した様子で「6年半、ずっと勝てないと思っていた」とこれまでの戦いを振り返り、戦いを見守り続けてきた朝日奈央も「すごくないですか?おめでとうございます!」と祝ったものの、「1勝しかしてないって怖くなりました」と1勝19敗という成績に、冷静な感想を述べ、スタジオは涙が出るどころか笑いが起こっていた。

髙信さんは勝利のご褒美として、大好きなウイスキーの『山崎18年』を手に入れ、記念すべき20回目の戦いで見事初勝利を収めた。

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写真提供:(C)日テレ

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