ヒロミ「これを今までやった人いないもんな」全国3000軒を訪れ、美食を追求する“神兄弟”の斬新料理を絶賛

2024.5.17 11:25

タレントのヒロミと俳優の小泉孝太郎が5月11日放送の『オー! マイゴッド! 私だけの神様、教えます』にMCとして出演。全国の飲食店およそ3000軒を飲み歩き美食を追求する仲良し兄弟の斬新な料理に舌鼓を打った。

街ゆく人から、その人にとっての“神様”について話を聞くこの番組。新宿で街頭インタビューに答えてくれたのは、渋谷で飲食店を経営する29歳の男性。彼は「めっちゃ面白い知り合いの飲食人・・・」といって、ある兄弟の名前を挙げた。

それが、砂田健太(すなだけんた)さんと康太(こうた)さんの2人。「(飲食)業界でいったら僕らの同世代で“神”」なのだという。

渋谷で2店舗を展開する彼らについて男性は、「県外を飛び回って料理視察したりとかしているから、いろんな知識と最新のトレンドとか(知ってるし)、逆に昔っから残っているような味付けとか、おじいちゃんおばあちゃんがやっているところとかもくまなく行っているので、それを融合して今に落とし込んでいる」と、その勉強熱心なところを絶賛。そして、「食べて欲しいのは、だしにつけたアジフライ」とおすすめメニューを教えてくれた。

そんな砂田兄弟が経営するお店のひとつ『嚔(アチュー)』は渋谷駅から徒歩4分。去年5月にオープンしたという約8坪の小さなお店をのぞくと、見た目もインパクトのあるヒゲ面の兄弟が迎えてくれた。

たくさんの若者客であふれるお店は、いわゆる“ネオ居酒屋”と呼ばれるもの。SNS映えする内装やメニューを打ち出し、20代から30代を中心に人気を集めているスタイルの居酒屋なのだというが、このお店の人気の秘密はズバリ料理。常連の女性も「ここじゃないと食べられないメニューが多い」「発想がすごい。革命でした。おいしすぎて」と通い詰める理由を語る。

特に人気のメニューなのが『ブリガリ』なるもの。ガリをブリで巻いたその料理は、他のお店ではほとんどお目にかかれない完全オリジナルだというが、発想のキッカケについて、兄の健太さんは「僕ら、寿司食べに行ったらガリをめちゃくちゃ食べるんですよ」と語り、「それをもう組み合わせちゃえば永遠といけるものになるんじゃないか」という思いからブリとガリのメニューが完成したという。

さらに、街頭インタビューでもおすすめされていたのが、“だしにつけたアジフライ”。その名も『アジフリャー』。弟の康太さんいわく「そば屋でそばの中にコロッケ入れるとか、トッピングにコロッケみたいなのが成立しちゃってるなって(思った。)じゃあ。アジフライでやるかっていうそういう流れ」で考案したとのこと。

スタッフからメニュー開発について問われると、「全国どこまでも行くよな、北海道から沖縄まで」と弟・康太さん。兄・健太さんも「全然観光とかもなく飲食店メインで」と、ひたすら食べ歩くのだという。

「基本的に修行っていう形で飲食を学んだことはないので、とにかく一緒に見に行って共通言語を増やして、1つのものを作るみたいなのが商品作りの流れですね」と語り、兄弟2人で約6年間一緒に全国を回り、2、3000軒を訪れたと振り返った。 その後、砂田兄弟がスタジオに登場。2人の仲の良さについてヒロミが小泉に「考えられる?兄弟でずっと旅するの」と問いかけたのに対し、小泉は「いやぁ、ちょっともう考えられないですよね」と返答。するとヒロミは「まぁ、弟連れて行くと視察になっちゃう」と国会議員である弟・進次郎の立場に触れ笑いを誘った。

また、兄弟でお店をやろうと思った理由について問われると、弟・康太さんは「おやじが和食の職人で、(おやじが)自分でお店を持ちたかったんですけど、持てずに亡くなってしまって、その時に兄弟でおやじの夢をかなえられたら最高だよねってなって」と説明。心温まるエピソードにヒロミも「良い話だな、良い話だ」と感心しきりだった。

そして最後に、VTRにも登場した“アジフリャー”を試食。小泉が「だしに浸ってアジフライ、なんかアジが引き立つというか」と感心すれば、ヒロミも「このアジもまたうまいねこれ。肉厚あって。これを今までやった人いないもんな。見たことないもんな」と絶賛。ソースもしょうゆも要らない斬新な創作料理に舌鼓を打った。

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写真提供:(C)日テレ

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