最終回直前“離婚届の紙吹雪”シーンにSNS「悲しいほど美しい」『街並み照らすヤツら』

2024.6.26 17:30
森本慎太郎と森川葵

6月22日に土曜ドラマ『街並み照らすヤツら』(日本テレビ系)の第9話が放送。本作は、シャッター商店街にある潰れかけのケーキ店の店主が、大切な店や家族を守るため、悪事に手を染めてしまうことから始まる怒涛(どとう)のヒューマンエンターテイメント。

(※以下、ネタバレを含みます)
彩(森川葵)に離婚届を渡した正義(森本慎太郎)は、ひとり警察に出頭。事件の真相を知る澤本(吉川愛)を前に「全部自分がやった」と話し、全ての罪をひとりでかぶろうとしていた。正義の自首を知った店主たちは“自分たちの罪までバレるのではないか”と大困惑。しかし“自分たちには関係ない”とみんなで口裏を合わせたら、正義を見捨てることになってしまう…。荒木(浜野謙太)をはじめ、店主たちの葛藤は続いた。

一方、商店街会長の息子・光一(伊藤健太郎)は、正義の逮捕で自らの罪がバレないよう、正義を担当する弁護士(山崎静代)に大金を渡し、正義の口封じをするように指示。弁護士もそれに従うのだった。

正義の取り調べが続く中、後ろめたい気持ちでいっぱいの店主たち。そこに突然、酒店の娘・莉菜(月島琉衣)がやってきて「やっぱり正義さんを見殺しにしちゃダメ!」と、涙ながらに訴えた。心を打たれた店主たちは、自らも警察に自首をして正義を助けることを決意。警察署に駆け込んだ一同は「偽装強盗は俺たちみんなでやったんだ!」と、真実を打ち明ける。

正義の裁判が始まると、商店街の店主たちは、証言台で「正義さんのおかげです」と次々に感謝の言葉を述べていく。そこで荒木は、光一の脅迫についても暴露するのだった。そして妻・彩が証言台に立つと“被告人はどのような人物ですか?”と裁判官に問われる。彩は「自分勝手!」と即答すると、不満を述べながらも「私は彼を待つつもりです。これからもずっと一緒にいたいです」と言い、破った離婚届を空中に投げるのだった。

破かれた離婚届が紙吹雪となって舞う中で、抱き合う彩と正義。このまるでミュージカルのようなシーンにSNSでは「素敵な演出」「悲しいほど美しい」「正義さんと彩さんの幸せそうな顔がスゴく素敵」など称絶賛する声が多く、盛り上がりを見せた。

そして裁判の最後には、正義が「偽装強盗をしたのは、親から継いだ店を守るため。サビれた商店街を救うため。…でもそれは間違いだった」と語りだす。商店街がなくなっても、みんながいればどこでもやっていけた――。裁判を通じて一番大切なことに気付いた正義は、涙ながらに「みんなには申し訳ないことをした」と口にするのだった。

このシーンにSNSでは「最終回、正義くんの幸せを願います」「みんなが幸せなラストになるといいなぁ」と、ハッピーエンドを願う声が多数上がっていた。

6月29日(土)の放送は、ついに最終回。裁判の判決を明日に控え、保釈中の正義は彩と2人でケーキを作り、街のみんなに振舞う。正義に下される判決は?商店街の未来は?運命の最終話。

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写真提供:(C)日テレ

 

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