『アナ雪』超えてアニメ映画史上最速10億ドル突破!『インサイド・ヘッド2』 多部未華子は「私が演じたシンパイがどう届くのか心配」とドキドキ

2024.7.6 14:00
インサイド・ヘッド2 トップ画像

ディズニー&ピクサー映画最新作『インサイド・ヘッド2』の舞台挨拶が都内で行われ、日本版声優を務めた多部未華子、大竹しのぶらが登場。作品やキャラクターへの思い、自身の頭の中を占める“感情たち”についても語った。

『インサイド・ヘッド2』は、日本に先駆け全米はじめ世界各国で6月14日より順次公開され、公開3週目も全米の週末興行収入No.1となる特大ヒットを記録中。世界興収は『アナと雪の女王2』(25日間)、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(26日間)を超え、アニメーション映画史上最速となる19日間で10億ドル突破の偉業を達成した。

本作の舞台は、カラフルでユニークな“感情たち”の世界。少女ライリーを子どもの頃から見守ってきた頭の中の感情・ヨロコビたちと、高校入学を控えたライリーの中に突如現れたシンパイ率いる<大人の感情>たちによって巻き起こる感情の嵐を描いた物語。

インサイド・ヘッド2 出演者
舞台挨拶に登場したマヂカルラブリー・村上、横溝菜帆、大竹しのぶ、多部未華子、小清水亜美(左から)

今作で新たに登場する<大人の感情>シンパイを演じた多部は「前作を大好きな方がたくさんいらっしゃると思いますし、『インサイド・ヘッド2』を心待ちにしてる方もたくさんいらっしゃる中で、今回新しいキャラクターのシンパイを演じさせていただいて、今とても”シンパイ”です」と緊張した面持ちで語った。

前作より引き続きカナシミを演じた大竹は「またあのカナシミに出会えるのかと思うとうれしくて、うれしくて。9年も経っているんですけど、カナシミのトーンとか存在が私の身体の中にあって、懐かしみながら録音をしました」と笑顔を見せた。

多部が扮(ふん)するシンパイは、常に最悪の将来を想像して、あたふたと必要以上に準備してしまう<大人の感情>たちのリーダー的存在。そんなキャラクターにちなみ、最近心配していることを聞かれた多部は「梅雨明けの暑さ」ときっぱり。「今もジメジメして、すでに暑いですけど、梅雨が明けたら、8月とかどうなっちゃうのかな?と心配しています」と役柄同様に少し先の将来を“シンパイ”した。

また、内気で泣き虫だけど、実は誰よりもやさしくて仲間思いなカナシミを演じた大竹は、最近の悲しいエピソードについて「カナシミって実はあんまり思い浮かばなくて…悲しいことをすぐ忘れちゃう方なのかもしれません」と前置きつつ「しいて言うなら、時間があっという間にすぎること。インタビューで“2年前に前作を録ったときも…”と言ったら“もう9年前ですよ”と返されてしまった」と明かすと、会場は笑いと共感で包まれた。

インサイド・ヘッド2 大竹しのぶ
頭の中の“感情”たちについて語る大竹

そして、多部たちは、本作の舞台である“感情たち”の世界にちなんで、自分の頭の中を占める“感情たち”の割合【私のインサイド・ヘッド】をキャラクターたちのシールで表現したフリップにて披露。

大竹は、自身の頭の中を表現したフリップを見せながら「やっぱりヨロコビにあふれています。ソファで寝転がるのも大好きなのでダリィ(無気力)も。あと羨ましい(イイナー)もあるし、世界中の情勢などをみてカナシミもあります。色んな感情があって人間かな」と語った。

続いて、多部の頭の中は、中心に大きなヨロコビがいて複数のシンパイやダリィがその周りを囲むそうで「今日ここに立ててうれしいというヨロコビ、そしてみなさんに私が演じたシンパイがどう届くのかというシンパイ」と説明。さらに「家に帰ったら明日の用意とかするのが…ダリィもいます」と意外な一面も明かした。

『インサイド・ヘッド2』
8月1日(木)全国劇場公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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