盗まれたはずの大量のコスメが消失…万引きGメンを挑発する犯人の大胆な手口とは

お笑い芸人の吉住と、かが屋の加賀翔と賀屋壮也が7月18日放送の『THE突破ファイル』の再現VTRに出演。昼下がりのスーパーを舞台に、万引きを繰り返す犯人の巧妙な手口と、それを暴く万引きGメンとの攻防を描いた。
 
スーパーのアクセサリーコーナーで高額商品を狙った万引き犯の撃退に成功したGメンだったが、スーパーではまたしても万引き被害が発生。今度は一度に大量のコスメが盗まれる事態に。再び調査に乗り出した吉住と加賀は、周囲の様子を警戒しながらトートバッグの中に大量のリップやアイシャドウを詰め込む女性を発見する。
 
しかし万引きを立証するためには、未精算で退店するまでの一部始終を確認しなければならない。店内を物色する女性のあとを追うと、女性は食品売り場の人混みに紛れて行方をくらませた。なんとか女性を発見し、店外で声をかけた吉住。しかし女性のトートバッグの中に化粧品は一つも入っておらず、女性から「だいぶ気分悪い」と言われてしまう。
 
大量のコスメはどこへ消えてしまったのか。監視カメラを見返した吉住たちは店内に女性と同じトートバッグを持っている人物を発見。人混みの中でカバンをすり替えたのではと疑ったが、この人物はスーパーの店長・賀屋と親しそうに会話をしている。実はこのトートバッグはスーパーの販促物で、すり替えは行われていなかった。
 
その後も店内で大胆に万引きを繰り返す女性。吉住たちの存在に気づいているのか、ニヤリと挑発するような笑みを浮かべる。手がかりが全く見つからず、困り果てていた吉住だったが、犯行の様子を思い出す中で「そういうことか！」と答えに辿（たど）り着いた。
 
実は犯人は双子であり、1人が商品を棚取りし、人混みの中にいる引きつけ役と入れ替わるという双子の特性を悪用した手口だったのだ。悪びれる様子もない双子に対し、吉住は「世の中をなめるのも大概にしなさい！」と叱責した。
 
最後に加賀から「でも吉住さん、どこで双子って？」と聞かれた吉住は、「人混みに消える前と後で、商品を取る手が逆だったの。で、よく顔を思い出したら、ホクロの位置も違ってたから」と理由を明かした。吉住の深い洞察力が実を結んだ、突破劇だった。

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写真提供：（C）日テレ