アニメ『夜桜さんちの大作戦』“夜桜の血“で太陽が覚醒 SNS大興奮「ついに太陽が新たな力を!!」
2024.7.24 16:45アニメ『夜桜さんちの大作戦』の第16話『庭掃除』が7月22日にBS日テレにて放送された。夜桜屋敷の完全封鎖「冬ごもり」が突如発動。起動させた人物を追う凶一郎の前には、9代目当主の“桜の指輪”を持つ男の姿が。一方、意識の戻らない太陽を看病していた六美だが、突如屋敷が停電に見舞われ兄妹との通信が遮断されてしまう。さらに医療機器も停止してしまい、太陽の脈はみるみる弱まっていく。大切な人の命をつなぐために、六美はある決断を下す。
(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)
◆“夜桜の血”を注入され、太陽が覚醒!
夜桜家当主のみが発動権限を持つ夜桜屋敷の完全封鎖「冬ごもり」が突如発動。凶一郎はその権限を持つ、9代目当主の“桜の指輪”を持つ男の前に立っていた。凶一郎は「あんたにそれを持つ資格はないよ、父さん」とその男に言い放つ。
一方、意識の戻らない太陽を看病していた六美。しかし、突然屋敷が停電。兄妹との通信が遮断されてしまう。医療機器も停止し、太陽の脈はどんどんと弱まっていく。太陽の命を救うために、六美はある決断を下す。
彼女は、特別な力を宿す“夜桜の血”を自らの体から抜き取り、太陽の体に注入した。しかし、太陽の脈はますます弱まっていく。その瞬間、屋敷に侵入してきた“葉桜部隊”の山ちゃんが六美を見つけ、彼女をさらおうとする。
「これで任務完了だ」とつぶやく山ちゃん。しかし、次の瞬間、彼は突然弾き飛ばされる。目の前には、“夜桜の血”で覚醒した太陽が、六美を抱き止めて立っていた。
“夜桜の血”で覚醒状態になった太陽は、山ちゃんの攻撃もやすやすと回避する。「勝てる」と確信する太陽だったが、今度は激しい頭痛が太陽を襲う。実は、“夜桜の血“はソメイニンが全身の細胞を覚醒させる代わりに、脳の処理能力を破壊してしまい、注入されたものの半数は命を落とす劇薬でもあるのだ。
すると、六美が太陽にそっと寄り添う。逃げるよう促す太陽だが、六美は「死ぬ時は一緒だよ」と自決用の拳銃を握っていた。「心で感じ取るの、私がそばにいることを。」と耳元でささやく六美。山ちゃんは2人に向かってとどめの一撃を放つ。
しかし、その一撃を太陽は見切った。六美のアドバイスで“夜桜の血“に完全に適合した太陽は渾身(こんしん)の一撃を放ち、山ちゃんを撃破した。
SNS上では「ついに太陽が新たな力を!!」「覚醒した太陽、強すぎるw」「片目の光る演出マジたまらんわ!好き!」と太陽の覚醒に興奮する声が上がった。
◆全ては仕組まれていた…謎の男の目的とは!
その頃、凶一郎は9代目当主の“桜の指輪”を持つ“父さん”と話していた。
凶一郎は「タンポポを利用してまで、なぜ太陽を強くした?」と尋ねる。“父さん”は太陽に夜桜の血を取り込ませるため、わざと太陽と六美が2人きりになるような状況や、葉桜部隊の襲撃といったピンチを作り、六美が夜桜の血を太陽に注入するよう、仕組んだと凶一郎は推測。
「かわいい六美を守り切れるような強い夫であって欲しい、素朴な親心だ」と自分の行為を正当化する“父さん”。その発言を聞いた凶一郎は「母さんの死から何も学ばなかったらしい」と怒りをあらわにする。凶一郎は鋼蜘蛛(はがねぐも)で“父さん”を仕留めようとするが、凶一郎に鋼蜘蛛の全てを教えたという“父さん”は、いとも簡単に見切っていた。その代わり、凶一郎は9代目当主の“桜の指輪”を奪うことには成功する。歩き去る“父さん“を見届けた凶一郎は「家族は難しいな」とポツリとつぶやくのであった。
凶一郎から“父さん”と呼ばれる謎の男
SNS上では「父もやはり強かった」「他にいないタイプのボス」「太陽の成長を促すのが目的だったとは…」と意外な黒幕に驚く声が上がった。
『夜桜さんちの大作戦』第17話
7月28日(日)午後5時〜 MBS/TBS系にて放送
7月29日(月)夜10時30分〜 BS日テレにて放送