視聴者騒然「人生で1番長い えーーーー!が出た」連続暴行事件の犯人はまさかの人物『降り積もれ孤独な死よ』第3話

2024.7.24 19:00

7月21日に日本テレビ系日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』の第3話が放送された。原作は、講談社「マガジンポケット」で連載中のマンガ『降り積もれ孤独な死よ』(原作・井龍一、漫画・伊藤翔太)。過去と現在、2つの事件の謎が幾重にも積み重なり、予測不能な結末へと誘うスリリングなヒューマンサスペンス。本ドラマでは未完の原作を元にオリジナルの要素も交えたストーリーを展開する。

(※以下、ネタバレを含みます)

灰川邸事件の最重要容疑者である灰川十三(小日向文世)が自ら命を絶つという衝撃のラストを迎えた第2話。並行して起こっていた連続暴行事件の犯人は、主人公・冴木仁(成田凌)の腹違いの弟である瀧本蒼佑(萩原利久)が怪しまれていたが…。

2024年、雑誌記者の森燈子(山下美月)と刑事を辞めた冴木は灰川邸事件について話していた。燈子が捜索している少女・月島美来の腕に刻まれた“リッカ”のマーク。燈子は灰川邸事件で生き残った誰かが、灰川十三の意志を引き継いでいるのではないかと考えていた。

『降り積もれ孤独な死よ』第3話で成田凌・山下美月が会話する場面

時はさかのぼり2017年、蓮水花音(吉川愛)が突き落とされた階段周辺で聞き込みを行う冴木。近くに停車しているタクシー運転手に話を聞くと、“その日は気味が悪くて早く切り上げた”と言う。階段をじっと見つめる、顔に傷のある男がいたからだ。

度々登場する顔に傷のある男にSNSでは「もしかしてこの男が灰川十三のかばっている相手?」「灰川の実の息子だったり…」「怪しすぎて犯人ではなさそうだけど、何かしら訳アリなんだろうなぁ」という声があがっていた。

『降り積もれ孤独な死よ』第3話で成田凌がタクシー運転手に聞き込みする場面
タクシー運転手に聞き込みを行う冴木

灰川の死を悼み、灰川邸に献花へ訪れる花音、蒼佑、沖島マヤ(仲万美)、川口悟(松本怜生)、東優磨(カカロニ栗谷)の5人。花音は、マヤの背中に刻まれた“リッカ”のマークのタトゥーを見て、灰川から“リッカ”のチャームをもらった時のことを思い出していた。灰川の掌(てのひら)にあるマークと同じ形のチャームを“家族の証”としてもらった花音。灰川は「血のつながりなんて、そんなものは無意味だ。むしろ血のつながりはお前たちを縛る呪いだ。このマークはその呪縛からお前たちが逃れた証でもある」と語りかけた。

『降り積もれ孤独な死よ』第3話で小日向文世が登場する場面
灰川から“リッカ”のチャームをもらう幼い頃の花音

一方、灰川邸事件と並行して、連続傷害事件について調べている五味明日香(黒木メイサ)は、被害者がみな「子供を虐待する男性」であることに気付き、犯行現場の防犯カメラを調べると…。「冴木、あんたなんでしょ?」五味は、カメラに映し出された姿から犯人は冴木であることを見抜くのだった。

主人公である刑事が傷害事件の犯人という驚きの展開に「それは思ってもみなかった!」「人生で1番長い えーーーー!が出た」「主人公が犯人なの新しいパターン過ぎる…」とネットは騒然となる。

『降り積もれ孤独な死よ』第3話で吉川愛・萩原利久が会話する場面
蒼佑は連続傷害事件の犯人ではなかった

幼い頃から父親に虐待されていたのは、蒼佑だけでなく冴木も同じだったのだった。冴木が母方の祖父の養子になり家を離れると、今度は蒼佑が父親の標的になっていた。冴木も蒼佑も、父親から受けた暴力のせいで、自身も暴力の衝動が抑えられないようになってしまっていたのだった。
蒼佑と向き合うことを決め、蒼佑の後を追う冴木。蒼佑が訪れたのはDV加害者更生プログラムだった。蒼佑は、花音が突き落とされた夜にもこのプログラムに参加していたのだ。

冴木の痛々しい記憶にSNSでは「あまりにもつらい」「心が痛い」「負の連鎖は終わらない」との声が続出。DV加害者更生プログラムに通う蒼佑の姿には「蒼佑、自分とちゃんと向き合ってたんだ」「無理泣いちゃう」と、共感の声があがっていた。

そしてラストシーンでは、花音の家の様子をうかがう、顔に傷のある男がモニターに映し出される-。

7月28日放送の第4話では、冴木が花音に“顔に傷がある男”の写真を見せる。
男は、灰川十三が死亡した後、署の周りの監視カメラにうつっていた人物で、花音が襲われた現場付近でも“顔に傷がある男”が目撃されていた。男は“リッカ”のマークを持っており、灰川邸事件の関係者である可能性が高い。冴木は、神代健流(杢代和人)ではないかと考えている。花音は写真の男が健流かどうかはわからない、というが健流が灰川をはじめ、ともに暮らしていた子どもたちを恨むことになったであろう出来事を語り出す。

さらに、健流から、灰川には血のつながった“本当の子ども”がいる話を聞いたことがあると明かした花音。犯人は、灰川の実の子どもの可能性があると指摘し、灰川の過去をたどれば、事件の真相につながる手がかりがあるのではないかと言うのだった。そんな中、冴木は、蒼佑から灰川の故郷にまつわる重要なヒントを聞くことに…。灰川の過去が少しずつ明らかになる中、ついに冴木たちは“顔に傷がある男”と対面することになる。

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写真提供:(C)井龍一・伊藤翔太/講談社(C)ytv

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