【パリ五輪開幕直前！連載企画第2回】髙橋藍200人のファン集結の貴重な“ファンミーティング”で感謝の思いを語る…“同い年アスリート”との意外な交流も

2024.7.25 17:00

日本で最も注目されているアスリートの1人、バレーボール男子日本代表の髙橋藍（らん）選手。パリ五輪に向け大注目の“若きエース”のプレーだけでない様々な側面に迫る連載企画第2回。今回お伝えするのは昨年8月に髙橋選手の故郷・京都で開催された、髙橋選手とファンとの交流イベント。

髙橋選手は普段の競技活動やYouTubeよりも、より深く・身近にファンと接する場としてオフィシャルサポーターズクラブを2022年9月2日（本人の誕生日）に開設。会員が応援メッセージをおくることができるトークルームやオフショット、メッセージ、グッズ販売などスポーツ選手としての“髙橋藍”をより感じることができるコンテンツが満載。

また不定期開催の会員限定ライブ配信では、チャットでファンからの質問を受け付け、プライベートなことから、ファンのお悩みへのトップアスリートならではの達観した回答までリアルタイムでのファンとの交流も行われている。

そして昨年8月には初の会員限定ファンミーティングを開催。多忙を極めるトップアスリートでありながら、ファンからの言葉をなにより大事にし“信頼関係”を築きあげているという。

五輪開幕直前の今、entaxでは貴重なファンミーティングの場で髙橋選手が受けたサプライズをはじめ、ファンとの温かい交流の模様を詳しくレポートする。

◆倍率4倍の抽選を勝ち抜いたファン200人との直接交流、感謝の思い

昨年8月29日に京都で開催された高橋藍オフィシャルサポーターズクラブによる『サポーターズミーティング2023』。この日は800人を超える応募者の中から約200人のファンが参加。多くの人がスマホを構える中、髙橋選手が入場すると「キャー！」という大きな歓声が沸き起こる。「暑い中ここまで足を運んでいただきありがとうございます」と感謝の第一声。普段、こうしたファンとの交流の場はあまりなく、ほとんど初めてだという髙橋選手。「緊張しますね。これだけ人数がいるとは聞いてなくて」と少し緊張気味のようす。

ファンやサポーターの声援について聞かれると「本当にありがたくて。自分自身もSNSを更新させていただいてるんですけど、それにもすごい温かいコメントをいただいていて、それが力になっています。本当にありがとうございます」と感謝の気持ちをコメントすると会場からは大きな拍手が。

◆“同い年アスリート”との意外な交流

続いて、髙橋選手と同い年のアスリートの話題へ。髙橋選手と同じ2001年生まれにはサッカー日本代表の久保建英選手、プロ野球・千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希選手、バスケットボール日本代表の河村勇輝選手など、そうそうたるアスリートだ。そんな同い年アスリートについて「かなり刺激になりますね。久保選手は自分と同じ海外でやっていてスペイン語もペラペラで。あとはバスケの河村選手とはつながりがあって、東京で野球を観に行ったり、LINE交換したり。お互いが刺激をもらいながらやっていますね」と意外な交流を明かす場面も。

◆日本代表のチームメイトに入れ替われるなら？

またファンからの質問コーナーで、男子バレーボール日本代表の選手と1日入れ替われるとしたら？との質問に「うわっ、僕、結構“自分”で満足してるんですけどね」と答え、笑いを誘いつつも「西田（有志）選手かなあ」と返答。理由を聞かれると「あの（西田選手の）筋肉どのくらい多いのかな？と。ムキムキなんでね」と冗談交じりに答えると会場は更に大きな笑いに包まれた。その他、髙橋選手のサイン入りウェアやシューズなどのプレゼント企画では当選したファンの人たちと2ショット写真を記念撮影するようすも。髙橋選手のファンに対する温かい思いがあふれるシーンだった。

◆“ランラン”のサプライズバースデー

そして想定外のプレゼントに表情が緩んだ。自身のイタリアでのオフショットがあしらわれ、周囲にはイチゴやキウイなどのフルーツが彩られたバースデーケーキだ。4日後（2023年9月2日）に迎える22歳の誕生日をひと足早く、ファン全員で「Happy Birthday」のボードを掲げて祝福した。200人のファンが「♪Happy Birthday dearランラン～♪」と歌うとサプライズで、いとこでサロンモデルの杏里さんがケーキを持ってサプライズ登場。髙橋選手は「えっ？なんでいんの？」「本当に知らなかったです！まさにサプライズですね」と驚きを隠せないようす。

その後ファンに対し「本当に今日伝えたかったのは、みなさんの声援はいつも自分に届いていて、みなさんのおかげで日々頑張れています。いま、結果がついてきているのもファンの皆さんのおかげなので（パリ）オリンピックの切符を獲得する姿を皆さまに見せられたらなと思います」と感謝の言葉を述べた。

そしてファンミーティング終了後には200人のファン一人一人と握手しながら丁寧にお見送り。最後まで温かい空気の中で締めくくられた。