SNSで8億回再生越えの人気曲『ラブソング』が大ヒット中のバンド・マルシィ　初ライブの観客はたったの1人だったことを明かす

海外からも注目を集める3人組バンド・マルシィが7月26日深夜放送の『バズリズム02』に出演。かけ出しの頃のエピソードを明かした。

2018年に福岡で結成した3人組バンド・マルシィ。現在はヒット曲の『ラブソング』がSNSで8億回再生超えを記録しているが、2019年に開催した初ライブに来た観客は、たったの1人だったという。

ギター担当のshujiはバンド加入前、「（ボーカル・ギターの吉田）右京に（バンドに）誘われた時に“俺ら50人呼べるバンドじゃん”」と言われたと話す。そして加入後、いざ初ライブ前に3人で「よしがんばろうね！」と気合を入れてステージへ出たところ、観客はまさかの1人。番組MCのバカリズムも「逆にその1人は誰なの？知り合い？みたいな」と、その観客が誰だったのか気になる様子を見せ、笑いを誘った。　

しかしその翌年、吉田が作詞作曲をした『絵空』がノンプロモーションにも関わらず口コミでバズり、2021年には初のワンマンライブを開催。その勢いに乗り、2022年にファーストアルバム『Memory』で待望のメジャーデビュー。同年、目標にしていた『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』への出演も果たした。バカリズムが「スゴイじゃないですか、これって」と驚き「（バンドに）入ってよかったですね。だまされた！って…（観客が）50人来るって言ったのに1人で…」と言うと、shujiは「信じてよかった」と、改めて初ライブでくじけず続けてよかったという心境を言葉にした。

2023年には『ラブソング』がTikTokで大バズリし、2024年の全国ツアーが全てSOLD OUTになるほど人気を集めたマルシィ。バカリズムも思わず「売れましたね…」と感嘆の声をもらした。

写真提供：（C）日テレ