“子ども3人の脱毛に100万円”“基礎化粧品に総額600万円” 物価高の中、街の人は何に一番お金をかけているのか？

7月29日放送の『月曜から夜ふかし』では、街の人のお金の使い方について調査。偶然出会ったお笑いコンビ・ミキの昴生がインタビューに苦戦する一幕もあった。

物価高にもかかわらず収入は20年前と横ばいというお財布に苦しい状況下で、世間の人々はいったい何にお金を使っているのだろうか？ということで、『夜ふかし的一番お金をかけているもの調査』と題し、街頭インタビューをしてみることに。

やはり多かったのは美容や自分の見た目を維持するためなどにお金を使っているという人。渋谷で出会った基礎化粧品に総額500～600万かけているという女性や、ギャルの見た目を維持するために月10万円使っているという女性、子ども3人の脱毛に100万円をかけているというご夫妻も。スタッフからの「奥様も脱毛はされてますか？」の質問に「はい。主人もしてます」と答え、ご主人の頭をなでてMC2人の笑いを誘った。

お台場で出会ったご夫妻と娘と孫の3世代ご家族に話を聞くと、ご主人は「一番金使ってるのコレだ！一番金食い虫！」と笑いながらお孫さんを指さしていた。聞けばお孫さんの乗る子ども用電気自動車に26万円支払ったという。そんなお孫さんのご主人に対する呼び名は“じいじ”ではなくまさかの“（福沢）諭吉”。ご主人もまんざらではないようで「そのうち今度は“（渋沢）栄一”になるのかな？」と笑い、お孫さんも「栄一～！」と楽しそうに呼んでいた。

「おばさん猫好きだから」というおばあちゃんは、猫にあげるため1つ180円の猫の缶詰を毎日7個買っているという。そのため自分の食事を節約しているそうで「（夕食は）280円ぐらいの白菜ね。おしんこ。それがあれば何にもいらない」と。猫の方がいいものを食べているという状況に陥っていた。

一方、人間が食べる方にお金を使っている人も多かった。お台場で出会った食いしん坊の男の子のいる家族連れは、子どもの食費に月5万円かかってしまうという。また、一見大食いのように見えない女性は「お米が一番好きで、米だけで食べられる」と言い、3合の米を特におかずもなく米だけで平らげてしまうのだとか。ちなみに一緒に住んでいる姉も同じぐらい食べるそうで、2人で6合の米が胃袋に消えているという。

さらにインタビューを続けていると、なんと偶然にもお笑いコンビ・ミキの昴生と新宿の街中で遭遇。完全なプライベートだったようだが話を聞いてみると、家族で毎月ディズニーに行くのにお金を使っているという。ひとしきり話した後で昴生がふと「街頭インタビュー難しいね…みんなどうやって面白く言うてんの？」と、自身のインタビューに手ごたえがなかったかのようなコメントを漏らす。さらに「何が恥ずかしいってね、新宿のど真ん中で、こんなにミキ昴生って晒（さら）してやってんのに、誰も集まってけぇへん…こんなに誰も…誰も何も言ってけぇへん…」と、注目されない状況をぼやき始めてしまった。通りすがりの外国人から「Hello～！」と声をかけられるも「テレビだからやって。俺じゃないねん！」と最後までぼやいていた。

スタジオでVTRを見ていたマツコは、おじいちゃんを“諭吉！”と呼んでいた女の子に触れ「あの子スゴいね。もう渋沢栄一に（肖像が）変わるってことも把握しているのがスゴイ」と、呼び名とは別の所で感心していた。

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写真提供：（C）日テレ