桜井日奈子「すごい生命力を感じます!」希少な国産生キクラゲ『防空壕きくらげ』独自のコリコリ食感の秘密とは

2024.8.3 19:00
桜井日奈子

俳優の桜井日奈子が、8月3日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。MCの宮川大輔と共に、神奈川県川崎市を訪れ、希少な国産キクラゲ『防空壕きくらげ』の収穫に挑戦した。

本日の食材について、名人は「桜井さんの方が似てます。かわいい感じが」と耳を指した。そのヒントに宮川はピンと来た様子で「キクラゲ」と回答。見事正解し、手を高く上げて喜んだ。キクラゲは漢字で“木耳”と書き、まさに耳にそっくりな食材。

宮川大輔

キクラゲは約9割が海外から輸入した乾燥キクラゲ。しかし近年、ビタミンDや食物繊維などの栄養が豊富な食材としてキクラゲが注目され、国内での生産量が大幅にアップした。名人は希少な生キクラゲを7年前から山の意外な場所で生産しているという。

宮川大輔、桜井日奈子

「これは防空壕です」と名人が案内したのは、山の斜面につくられた大きな空間。ここは戦時中、近くの常念寺(じょうねんじ)に疎開(そかい)していた39名の女子児童の避難場所として掘られた防空壕だという。名人は「埋め戻してしまったら、無かったことになってしまう」と、偶然見つけた防空壕を埋めずに残すことを選択。平和への思いを風化させないため防空壕を再利用し、知名度向上のために珍しい国産キクラゲを栽培することにしたという。

宮川大輔、桜井日奈子

宮川大輔、桜井日奈子

2人は中に入ると「こんなおっきいんだ。花びらみたい」「すごい。すごい」と大ぶりのキクラゲに興味深々の様子。桜井は「私が知ってるキクラゲじゃない」とつぶやくと「カッピカピのしか知らない」と驚いた。

防空壕の中は、温度約25℃、湿度約90%でキクラゲ栽培に最適だという。キクラゲは気温が高すぎると急激に大きくなり、身が薄く食感も悪くなりがちが、涼しい防空壕で約3週間かけてじっくりと成長することで「肉厚でおいしいキクラゲになる」と名人は説明した。

桜井日奈子

宮川大輔

早速、桜井は人生初のキクラゲの収穫に挑戦。ビニール手袋を装着し、キクラゲを根元からゆっくりはずすと「え~ちょっと、めっちゃ肉厚!」と大興奮。「プルプル。すごい生命力を感じます」とコメントした。続いて宮川も「これデカない?中型犬ぐらい」と中型犬の耳ぐらいのサイズのキクラゲを手に取った。

宮川大輔、桜井日奈子

肉厚に育つ『防空壕きくらげ』の最大の魅力はコリコリした食感にある。その秘密を探るため、2人はある実験を行うことに。まずキクラゲにストローを刺すと、名人は「フーしてください」と息を吹き込むよう指示。桜井は「いきまーす」と息を吹き込むと「風船やん」と宮川はビックリ。まるで風船のように膨らんだキクラゲに「すごい!膨らむ!」と桜井も驚いた。名人によると、キクラゲは二層構造になっており、弾力性のある2枚の層が重なり袋状になっているため、独自のコリコリした食感が生まれるという。

また名人は『防空壕きくらげ』と名づけた理由を「防空壕って何か知ってる?という話から平和についての会話のきっかけになるように」と明かした。桜井は「戦争を知らない世代が増えていってる中で、“防空壕きくらげ”の存在はもっといろんな人に浸透してほしい」と思いを語った。

写真提供:(C)日テレ

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