志田彩良が港湾輸送貨物の密輸を摘発する税関職員を熱演 300丁の拳銃の隠し場所を暴くに至った、違和感とは
2024.8.9 11:45お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二と、俳優の高田夏帆、志田彩良が8日放送の『THE突破ファイル 海上税関&突破交番 暴走集団を撃退2時間SP』の再現VTRに出演。税関職員として、港に運び込まれた怪しいコンテナの仕掛けを解き明かした。
生活に欠かせない食料やエネルギー、電子機器など年間8000万トンもの貨物が行き来する東京湾で、船舶やコンテナを取り締まる突破税関海港取締部門に従事する、斉藤監視官、高田係員、志田係員の3人。ある日、3人のもとへ中国からの密輸品を積んだと思われるコンテナに関する通報が入る。
すぐさま3人が荷捌(さば)き場へ向かうと、そこには異常に中身が少ないというコンテナが。不審に感じた3人は、コンテナで荷物を送った中国人バイヤーに話を聞く。バイヤーは快く中身の確認を了承し、さらに「なんか手伝いましょうか?」と笑顔を見せる。骨董(こっとう)品の輸入業者だというバイヤーは、得意先から“すぐに欲しい”と注文を受け少ない荷物をコンテナで運んだと理由を説明した。
今回運び込まれた、中国の磁器『景徳鎮(けいとくちん)』や、国家級無形文化遺産に指定されているものもある『両面刺繍(ししゅう)』の置物、さらに凝った意匠の日本でいう“たんす”『チェスト』などをくまなく検査する税関職員たち。過去には、机の天板に乾燥大麻を隠して密輸した事件もあり、3人は警戒を強める。しかしバイヤーは、一連の検査にも動じず、高田係員は心の中で「荷物を調べられているのに随分余裕な感じ…」と違和感を抱いた。
その後、空港税関でもおなじみの、不正薬物や爆発物を検知する検査機器のTDSなどを駆使するも、密輸の証拠はつかめなかった3人。バイヤーは「何も入ってないって!だからもういいでしょ?」と検査を終わらせるよう詰め寄る。こうしたバイヤーの態度に、高田係員と志田係員はおされるも、斉藤監視官は「食らいついたら絶対に離すな、相手の感情の変化を読み取り隙を探れ、自分の直感を信じるんだ」と背中を押す。
「この男性の態度、明らかにおかしい…」と粘り強く推理を行った志田係員は、ついに「そういうことだったんですね!」とひらめき、バイヤーに向けて「骨董品の輸入は中止してもらいます。ここから先は絶対に通しません!」と決めポーズを取った。
志田係員が目をつけたのは、貨物ではなくその貨物が入っていたコンテナ。コンテナを丸ごと検査できる大型のX線検査装置を使うと、なんとコンテナの奥の壁の隙間から、大量の拳銃が発見された。このバイヤーはなんと、コンテナの壁を2層構造にして300丁もの拳銃を国内に運び込もうとしていたのだった。
バイヤーによる悪質な密輸事件に、スタジオで再現ドラマを見たお笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおは「300丁ってすごくないですか?大きな組織でしょうねこれは。」と驚きを隠せない様子。
同じくスタジオでVTRを見ていた俳優の奥平大兼も、机の天板に隠された乾燥大麻の事例をあげ、「いわゆるそれのコンテナバージョンってこと…」と改めて密輸犯の巧妙な手口を振り返った。
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