工藤阿須加 農園で重さ20㎏の希少な巨大キャベツ『札幌大球』栽培に挑む! ところがキャベツの天敵が…

2024.8.20 09:45
工藤農園の写真

俳優の工藤阿須加が8月19日放送の『有吉ゼミ』に出演。東京農業大学時代から目指す“巨大農園”に向け、新たな野菜の栽培に挑んだ。

工藤が初めて作るという野菜はキャベツ。その中でも今回育てるのは、大きいもので20kgを超えるという巨大キャベツ『札幌大球(さっぽろたいきゅう)』。本格的に栽培しているのは北海道の農家6軒だけで、本州では滅多にお目にかかれない希少な品種だ。高いものだと一玉5,000円することも。

栽培期間は、通常のキャベツのおよそ2倍となる5か月間。植え付けから1か月後の5月上旬、畑を見てみると、なんとキャベツにたくさんの虫食いが。葉に穴を開けていたのはキャベツの天敵である青虫だった。実はその数週間前、畑でモンシロチョウが飛んでいた。キャベツの匂いに誘われたチョウたちが卵を産み付けていたようだ。防虫ネットで対策はしていたものの、侵入を許してしまったらしい。

8月19日放送の『有吉ゼミ』巨大キャベツの栽培に挑んだ工藤阿須加。防虫ネットで対策はしていたが…
防虫ネットで対策はしていたが…
8月19日放送の『有吉ゼミ』巨大キャベツの栽培に挑んだ工藤阿須加。虫食いの被害にあってしまった。
虫食いの被害にあってしまった札幌大球

工藤の師匠・井上さんと、もう中学生、とにかく明るい安村が手伝い、植え付けた100株、全ての葉を一枚ずつチェックすることに。1時間かけて、目についた青虫を除去した。「これが札幌大球ならではの難しさ。葉が大きいぶん青虫が集まってくる」と井上さん。しかしその後も虫食いは防げず、なんと全体の6割が被害に。そこで、被害の少ないキャベツだけを残して大切に育て、残りは残念だが引き抜くことに。

8月19日放送の『有吉ゼミ』巨大キャベツの栽培に挑んだ工藤阿須加。大半が虫食いの被害にあってしまい、辛い決断をすることに
辛い決断をすることになった工藤(一番左)
8月19日放送の『有吉ゼミ』巨大キャベツの栽培に挑んだ工藤阿須加。大半が虫食いの被害にあってしまったが、20玉を収穫することができた
収穫できた20玉の札幌大球

そしていよいよ収穫の時。防虫ネットの中を確認すると、見事に超大玉の札幌大球が。重さは通常のキャベツの約5倍。もう中も安村も「怪物みたいなデカさ」「これは見たことないよ!」と大興奮だ。葉を生のまま味見してみると、肉厚で甘みたっぷり。青虫の大被害にあいながらも今回は20玉収穫することができた。さすがにこの数では出荷はできないが、せっかくなので自分たちで調理していただくことに。

8月19日放送の『有吉ゼミ』巨大キャベツの栽培に挑んだ工藤阿須加。手伝ったとにかく明るい安村も、その大きさに大興奮だった
あまりの大きさに興奮する安村
8月19日放送の『有吉ゼミ』巨大キャベツの栽培に挑んだ工藤阿須加。手伝ったもう中学生は、収穫したばかりのキャベツを生で試食し、その甘さに感動
生のまま味見してみるもう中学生

工藤が作ったのは、ジャンボキャベツの中をくり抜き、周りにキャベツのみじん切を加えたスパムを敷き詰め、さらに加熱したハンバーグを詰め、30分炭火でホイル焼きにした『丸ごとキャベツ焼き』。かめばかむほど甘さが出るキャベツのおいしさに、安村も感動。工藤も「(これが)ホームパーティーで出てきたらテンション上がるんじゃないですか?」とごきげん。

さらにもう一品。千切りキャベツに塩を振り、水分が出るようもみ込んだら、クタクタになるまで炒め、酢、しょう油、粉末だし、ショウガ、鷹の爪を加え、白ごまとごま油でキャベツの色が変わるまでじっくり炒める。それを炊きたてごはんのおにぎりの上にのせたら『キャベツの葉で作った高菜風おにぎり』の完成。安村は「ザクザクしてうまい」と舌鼓。もう中も「今回は辛いこともいっぱいあったけど、全部帳消しになるおいしさだったね」と感動を口にした。

料理2品はスタジオでもふるまわれ、ゲストたちも大絶賛。おにぎりを食べた、おぎやはぎの矢作兼も「出すんじゃない?コンビニ」と褒め称えた。

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写真提供:(C)日テレ

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