パリオリンピック体操団体金・橋本大輝選手 大一番前の気合入れ「コンプラ的に…優しくやって下さいって…」
2024.8.21 18:30パリオリンピック金メダリストの体操日本代表・橋本大輝選手が8月14日放送の『くりぃむしちゅーの!THE★レジェンド パリ五輪メダリスト31人大集合』に出演。金メダルを獲得した団体競技での一幕について語った。
パリ五輪体操、金メダルのかかった団体戦での最終種目・鉄棒で最後に演技を行なうことになった橋本選手。演技直前の様子について、スタジオゲストの井森美幸から質問があがった。
「決勝の時にね、鉄棒に向かう前に橋本選手が、仲間の皆さんに背中を叩いてもらうシーンがあったんですけど、あれっていつも大事な場面ではやられる仕草なのか…」と聞かれると橋本は「今大会初めてやったんですけども」「金メダル獲るイメージをしていたので、みんなの想いを背負って戦えないかなと思っていて、じゃあ背中を一人ずつ叩いてもらおう」となったというが、「強くたたいたらコンプラ的にあまり良くないんで、(他の選手に)優しくやってくださいって…」と、コンプライアンスに配慮しつつお願いしていたという。
MCのくりぃむしちゅー・上田晋也は「あの状況でもコンプラ考えてたのか!」と驚いていたが、橋本は「オリンピックだから気をつけなきゃなと思って、やさしく、思いだけ強めに叩いてくださいってお願いした」と冷静に考えていたことを話した。この時、岡慎之助選手だけは叩かずに抱きついてきたそうで、岡は「もう、思いが溢れちゃって…」と照れ臭そうに話していたが、同じく団体メンバーの谷川航選手が「(岡選手は)自分が演技直後だったんで…もう、安心しちゃって…」と状況を補足すると橋本も「まだ(自分が)演技残ってるのに、泣いてるんすよ…」と、実際は突然のハグに戸惑っていたことを明かした。