税関職員・斉藤慎二が大型船で不正薬物の隠し場所を突き止める!その観察眼が光った思わぬ手口とは
2024.8.23 09:45ジャングルポケットの斉藤慎二と、俳優の高田夏帆、志田彩良が22日放送の『THE突破ファイル 人体ミステリー&海上税関 真夏の大突破SP!』の再現VTRに出演。港湾の税関職員として、入港した密輸船に隠された不正薬物のありかを突き止めた。
通報を受け、大型船のもとを訪れた斉藤監視官(斉藤慎二)、高田係員(高田夏帆)、志田係員(志田彩良)ら税関職員たち。外国人船長に案内され、出港まで10時間のタイムリミットを抱えての船内検査に乗り出した。
早速、乗組員室を調べ始めた斉藤と志田。志田は乗組員の荷物にあったミックスナッツやウィスキーのボトルを手に取るが、細工がされた形跡はなかった。一方の斉藤監視官も、乗組員が所持していた白い置物を発見するが、バリ島で有名な石細工のパラスストーンだと説明され、こちらも中に薬物を入れたような異常は見られなかった。
機関室では、高田がブルーシートで覆われたエンジンオイル缶を調べるも、液体に薬物を溶かしたようなにごりはなく、細工した形跡も見られなかった。その後も船内の厨房(ちゅうぼう)や、この船が運搬している砂利などを調べたものの、一切の手がかりは発見できず。「出航まであと5時間だ、さすがにもう出航準備しないと…」と調査を切り上げさせようとする船長に対し、斉藤は「この船のお荷物、それから設備、拭き取らせていただいてもよろしいでしょうか?」と、船内に残る微量の不正薬物や爆発物を調べる“TDS検査”を実施。嫌がる船長を押し切り検査をした結果、操舵室(そうだしつ)付近から反応があった。
この結果を受けて、操舵室をくまなく調査した斉藤たちだったが、残念ながら不正薬物らしきものは発見できず。「そんなところ見たって何もないんですよ!」と声を荒らげた船長は、「終わりでいいですか?」と勝ち誇ったような表情を浮かべた。
出航までのタイムリミットが迫るなか、頭を抱えた斉藤だったが、これまでの調査の光景を思い返すと、突如ひらめき「残念ながら出航は中止です、ここから先は一歩たりとも踏み入れさせない!」と船長に詰め寄った。
船内に置かれた消火器を手に取った斉藤は「この消火器、何かおかしいんですよね…」と口にすると、おもむろに消火器の栓を抜き、噴射を試みる。しかし消火器からは何も出ない。実は消火器の中におよそ100キロ、末端価格で60億円にものぼる覚せい剤を隠し、国内に持ち込もうとしていたのだった。
斉藤は「(消火器に)一部さびているところがあった。さびていたら普通付け替えるだろ?だから、もしかしたら消火器に何か隠しているんじゃないかなあと思ってな」と語り、定期的に交換するはずの消火器に違和感があったことが決め手だと明かした。
一連の突破劇に、スタジオゲストとして番組に出演したなにわ男子の大西流星は「あの消火器!誰も触らないし、頭いいなと思いました」とコメント。この発言にMCの内村光良も頷(うなず)いていた。
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