アニメ『ザ・ファブル』洋子って実は超強い!?鈴木との“テーブル戦”で魅せた圧倒的早業に「神回」の声

2024.8.29 17:15

◆ストーカー男の結末やいかに? 一方 鈴木は、ついにファブルの正体を…

オクトパス社長・田高田は見た。自身が「貝くん」と呼んで可愛がっている社員の貝沼が、なぜか岬の背後で包丁を構える姿を…。そして、田高田は見た。振り下ろされる刃より速く、時給900円男の佐藤明がその愚行を止める姿を──。包丁を握る手を下からはたきあげ、そのまま顎下に一撃。ガラ空きになった胸部へ水平チョップ…。明の瞬時の行動により、貝沼の体はその場に崩れ落ちた。

以前、チンピラに泣かされたはずの明がなぜこうも強いのか…。ひとまず状況を確認しようと、田高田は岬を配達へ行かせ、脳震とうから回復した貝沼に話を聞く。場合によっては警察に突き出さなければいけないが、貝沼は「水…水…」とつぶやくばかり──。仕方なく顔を洗いに行かせると、隙をついて逃亡をはかった。「大丈夫!捕まえます──」と、すぐさま明が追いかけたが、マンションの入り口で目にした光景は意外なものだった。

サングラスをかけた長髪の男が貝沼の体を小脇に抱え、ピストルの銃口をこちらに向けている。明が声を掛けた直後、男は容赦無く発砲。明が身を潜めている間に、気絶させた貝沼を車に乗せて去っていく──。瞬く間の出来事だったが、明は確かに見た。長髪の男が、以前“ヒナコの兄”を名乗ってきた相手であること。そして、手動排莢(はいきょう)タイプの暗殺用拳銃を操ることを──「(“ハッシュパピー” ──。プロか──…)」。

──車中、鈴木は宇津帆に連絡を入れる。
「例の佐藤ってのに顔を見られた──。サツに吹きこまれる前に佐藤を始末する──。…井崎をよこしてくれ──」

貝沼をさらった鈴木 不意打ちを軽々とかわす明に「ほぅ…」と感心する場面も

興信所のマンションへと戻った鈴木は、貝沼の身柄を井崎に託した。袋を被せられ身動きの取れない貝沼は、しばらく山奥で軟禁される──。計画は至って順調……かに思えたが、鈴木の眼前に“まいた”はずの明が顔をだす。オクトパスの自転車に乗って、まるで暇を潰すかのような様相で、キコキコとペダルをこぎながら近づいてきたのだった。「貝沼くんを返してほしい──」。明の第一声に、鈴木は静観の構えを崩さない。

明の要求はただ一つ、“貝沼を無事に返す”こと。“鈴木側”の事情も察した上で「明日まで待つ」と言う。対して、「何者なんだ、おまえ──」と鈴木。前に公園で蹴り飛ばした“変態野郎”と、本当に同じ人物なのか…。湧き上がる疑問に答えが出ぬまま、明は最後の言葉を残して去っていく──。

「俺は波風を立てたくない──。だから明日まで待つ。 …でないと、お前の想定外の波風が起こることになる──…。24時間だ──」

──その後、井崎に連絡をとった鈴木はある不可解な点にたどり着く…。

軟禁中の貝沼を介して聞き出した、明の“住所”──その場所は、元真黒組の井崎いわく組の所有物…。そして、裏社会でも都市伝説扱いの“ファブル”は、どうやら真黒組の御用達だという…。

“佐藤明”とは何者なのか……鈴木の中で点と点がつながった。

”普通の生活”を目指す明は、ただ淡々と鈴木に要求を伝えた
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