トップバッターは内田真礼×平野綾！初“ハルヒギター”で演奏「人生の半分ハルヒ演じている」【アニサマ2024 DAY２】

2024.9.3 15:15

声優の内田真礼（まあや）と平野綾が、さいたまスーパーアリーナで開催された “世界最大のアニソンライブイベント”『Animelo Summer Live 2024 -Stargazer-』（通称：アニサマ）のDAY2（8月31日）に出演。

◆開幕は…“京アニ”作品コラボ『ハルヒ』×『中二病』

今年で19回目となる、アニメ・アニソン・声優ファンにとっての一大イベント『アニサマ』。DAY2の開幕は、暗転の中、「東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません！この中で宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい！以上！」という、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』（2006年から放送）の名台詞が流れ、会場から大きな歓声が。すると、「目が…目が…共鳴している！」と、またもやアニメファンがよく知る、アニメ『中二病でも恋がしたい！』（2012年から放送）の主人公・小鳥遊立花の名台詞が流れた。そして、涼宮ハルヒを演じた平野綾、小鳥遊立花を演じた内田真礼がステージに現れ、『中二病でも恋がしたい！』エンディング主題歌『INSIDE IDENTITY』がスタート。

赤いペンライトの光が広がる会場からは、内田と平野のコラボを歓喜するように大歓声が上がった。さらに、ロックなサウンドに乗せた、“中二病”のリアルな心情が描かれた歌詞が人気の“中二病カラー全開”の楽曲に、一曲目から観客のボルテージは一気に上昇。

一曲目の余韻に浸る間もなく、内田が「Lost my music！」と曲タイトルを叫ぶと、『涼宮ハルヒの憂鬱』第12話挿入歌がスタート。サビでは内田も平野も右手を上げ、観客をあおる姿が。2人の気持ちに乗っかるように、観客はクラップでさらに盛り上げる。そして、間奏に入ると内田はステージを走りながら、「もっともっと行くよー！」と笑顔で客席を見渡し、さらに大きな歓声が上がった。

懐かしさも感じる熱い２曲のパフォーマンスを終えた内田は、「最高でした！この素敵な日を2人で迎えられて本当に幸せでした！」と、息を切らしながらも笑顔を見せた。アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』と『中二病でも恋がしたい！』は、『京都アニメーション』が手掛けた作品。平野は「京アニ作品同士のコラボ。すごい大切な作品だから、みんなにお届けできて本当によかったです！」と作品への愛を明かし、大きな拍手が起こった。内田は「本当に…なんだか奇跡の1日を体験したような感覚になりましたね」とコラボパフォーマンスをかみ締めるように言葉を送り、ステージを後にした。

◆初“ハルヒギター”登場

平野が前回アニサマに出演したのは、『涼宮ハルヒ』のSOS団（3人組）としての2017年。ソロとして出演した2009年も、トップバッターを務めた。ステージに残った平野は「ただいまー！（アニサマに）戻って来れたこの2024年も、トップバッターを務めさせていただけて、本当に幸せです！」と明かし、観客から拍手や「おかえり～！」などの温かい声が。

今年、原作20周年の『涼宮ハルヒの憂鬱』。「私の大切な作品、大切な役。大切なみんなと一緒に育て上げたこの作品を、またこうして歌うことができて幸せです！ちょうど新刊発売も今日12時から…（笑）」と、この日4年ぶりの新刊発売が告知されたことを明かした。さらに、「人生の半分ハルヒ演じているんですけど…18年。この先も演じられることがうれしいです。これからも作品の応援よろしくお願いします！」と呼びかけ、拍手が起こった。

そして、平野がギターを肩にかけると、「ぉお～！」と歓声が。そのギターは、作中のハルヒが弾いているギターと同じブランドで、「ハルヒギターです。このギターはすごい奇跡が起こって。今ここにあるんです。それはまたアニサマが終わってから話させていただければなと思います」と伝えた。そして、平野は真っ直ぐな目で「皆さんの思い出と一緒に歌いたいと思います」と告げ、『涼宮ハルヒの憂鬱』第12話挿入歌『God knows…』を披露。モニターにはアニメの映像が流れ、“ハルヒ”への愛を感じる力強い平野の歌声と融合し、より観客を沸かせた。

『Animelo Summer Live 2024 -Stargazer-』
＜開催＞8月30日（金）～9月1日（日）
＜場所＞さいたまスーパーアリーナ
＜出演　DAY2＞
愛美/伊藤美来/内田真礼/岡咲美保/小倉唯/カノエラナ/GRANRODEO/鈴木このみ/芹澤優 feat. MOTSU/太陽と踊れ月夜に唄え/土岐隼一/TrySail/蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ/早見沙織/早見沙織 feat. HoneyWorks/平野綾/フラガリアメモリーズ/MyGO!!!!!/MASOCHISTIC ONO BAND