24時間マラソン完走のやす子「いや~、走れてよかったな」 4億円以上の募金には「すごっ!」と驚きつつ最後まで感謝も忘れず【その③】
2024.9.3 17:158月31日~9月1日放送の『24時間テレビ47 愛は地球を救うのか?』で24時間チャリティーマラソンに挑んだお笑い芸人のやす子。その舞台裏が9月2日に『完全密着!やす子の24時間マラソン』として放送された。
雨の中行われた今回のチャリティーマラソンで一番の脅威となったのが、突然の雷。雨の中で走ることはできても、落雷は防ぎようがないからだ。すぐさま雨宿りできる場所を探して避難することに。雷雲が通り過ぎるまで20分ほど、休憩になるとはいえただ待つことしかできないことに、スタッフだけでなくやす子も、もどかしい思いをしていた。
この頃になると、午前中にやす子がひねってしまった左足の痛みも悪化して、「大丈夫大丈夫」と言いつつも「いてててて…」と痛みを口にする。多摩川を渡り東京へ入る時も、足に体重がかかる下り坂になると「うわ、ちょっと痛すぎるかもしれん!」「ズキン!ってなってしまいました」と痛みを訴える。残りはおよそ25kmというあたりだったが、やす子の足は限界に近づいていた。
そこに応援にやってきたのが、タレントのはるな愛。かつてチャリティーランナーを務めた彼女だが、実は自身も定期的に子ども食堂を開いており、「児童養護施設のために」というやす子の思いにも強く賛同していたのだ。はるなの並走に「ありがとうございます!」と感謝しつつ力をもらったやす子。しかしここで再び雷雨が発生し、通り沿いの居酒屋のご厚意で急きょ雨宿りさせてもらうことに。雨で冷えた体に、お店から温かいお茶の入ったジョッキが差し入れられると「今までのお茶で一番おいしい!」とやす子は大喜び。先輩の応援とお店の人からの気遣いで、やす子は一気に気力を回復させていた。
はるなとハグをして別れたやす子は、両国国技館を目指す。ここまでくると時間との闘い。度重なる雨宿りで元々用意していた休憩時間も短くせざるを得なくなっていたが、それでも「大丈夫です」と力強く返事をするやす子。トレーナーと相談して1分走って1分歩く、というペースにした際も「1分走ります!」と大きな声で周囲に伝えていたのは自衛隊時代の名残なのかもしれない。