カズレーザー 歯ぎしりが『顔のたるみ』の原因に…“ブルドッグ顔”を予防する簡単ケアの方法とは
2024.9.5 10:15カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が3日に放送された。今回は『顔のお悩み一斉調査SP』と題して、夏場にくたびれた顔を回復する最新知識を専門家が解説。『顔のたるみの原因はトランペット筋!芸能人の顔一斉調査』という講義では、表情筋研究のスペシャリストが、表情筋と顔のたるみの関係性について指摘した。
新潟大学大学院 医歯学総合研究科客員研究員の高見寿子氏は、顔のたるみの元凶となる表情筋として『トランペット筋』を紹介。顔のたるみと聞くと、筋肉が衰えて緩むことが原因だとイメージしてしまいがちだが、高見氏によれば、トランペット筋が顔のたるみを誘発する原因は“真逆”だという。頬の深い層にあるこの表情筋は、緊張状態が続くことで固まってしまい、周囲の脂肪を圧迫。その結果、他の表情筋とのすき間から脂肪が押し出されてしまう。結果、皮膚が元に戻らずに徐々に蓄積し、ブルドッグのようなたるみをもたらしてしまうそうだ。
高見氏は、こうした緊張状態が歯ぎしりによって引き起こされると指摘。なんと日本人の約7割が経験しているという歯ぎしりが、無意識のうちにトランペット筋の緊張を作ってしまい、顔のたるみを誘発しているそうだ。
気づかない間に進行している、トランペット筋の緊張状態。高見氏は、トランペット筋の状態をセルフチェックするために、口を『い』と『う』の形に大きく30回ほど繰り返し動かす運動を紹介。この動きによって辛くなったり痛くなった場所が、普段緊張をしやすいポイントだとした。表情筋の緊張状態は頬づえや偏ったかみ癖など、左右の表情筋のうち片側にだけ圧力がかかるような習慣でも引き起こされるという。
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