こがけんが“狭小住宅”をデザインする建築士を熱演 住宅地のど真ん中に開放感抜群の一軒家を建てたアイデアとは

2024.9.6 11:15
こがけん

お笑い芸人のこがけんが、5日放送の『THE突破ファイル 年に一度の海パン刑事参戦!狭小住宅&国税局2時間SP!』に出演。どれだけ狭くても最高の一軒家をデザインする建築士として、実際にある狭小住宅に込められたアイデアにまつわる再現VTRに登場した。

限られた土地に魅力あふれる家を建てる狭小住宅に取りつかれた一級建築士の古賀憲志郎(こがけん)が、アシスタントの水谷穂乃果(水谷果穂)や、先輩の武田真介(武田真治)とともに新たに請け負ったのは、土地面積が13坪かつ南以外の三方を囲まれた住宅密集地の真ん中に位置する土地に建築するという一軒家の依頼。

依頼主の井戸田潤一(スピードワゴン・井戸田潤)一家は、街の雰囲気を気に入ったそうで、妻も「ご近所さんたちがすごく温かくて」と語ると、アトリエのようなものづくりを楽しめる家を建てたいと希望した。古賀はその後も、3階建てや「自然を感じたい」家族の要望を聞くと「I got you!任せてください!みなさんの夢を全部詰め込んだお家を設計させていただきます!」と豪語。住宅密集地に開放感抜群の明るい家を建てることを約束した。

しかしこの土地、実は難条件だらけであり、法律の関係で道路への日当たりや風当たりを考慮した外観にしなければならないことが判明。要望のあった3階建てにするべく、水谷は地下室を作ることを提案するも、土地の地下には水が流れており、防水工事などで工費が増え予算的に厳しいという結論に至った。それでも古賀は「3階建て、できるかもしれません!」とひらめくと、建物を半地下にすることを提案。建物全体を1メートル下げることで、法律の問題もクリアした3階建てを実現した。

続いて自然を感じたいという要望に対しては、限られた土地面積がネックに。しかし、この問題を古賀は建物の中に庭を作ることで解決。屋根に天窓をつけ、各階に吹き抜けを作ることで日当たりや換気効果にも配慮した、開放感にあふれた緑豊かなアイデアを考案した。

その後も数々の要望をデザインに落とし込み、依頼主の家族に自信満々にプレゼンした古賀。しかし、家族からはリビングの広さが欲しいとさらなる要望が。この意見を反映させるためには、吹き抜けや天窓などこれまでのデザインを見直す必要がある。その難易度に、要望を取り下げようとした家族に対し、古賀はもう一度アイデアを考え直すと発言。「家は新しい創造力を生み出す場所。その中心こそがリビングなんです。だからこそ1番お気に入りの場所でなければならない」と、狭小建築士としてのプライドをかけて再検討に乗り出した。

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