田中圭 高橋文哉のかわいさを熱弁「贔屓(ひいき)にしてました(笑)」映画『あの人が消えた』
2024.9.6 16:454日(水)に映画『あの人が消えた』の完成披露上映会が行われ、主演の高橋文哉をはじめ、北香那、坂井真紀、袴田吉彦、染谷将太、田中圭、水野格監督が登壇。作品の仕上がりについてや、現場の雰囲気について語った。
イベントがスタートし、ドレスアップした出演者が客席の中を通って登場すると、客席からは悲鳴にも似た歓声が。そんな中、主演の高橋は「今日、この映画が一般の方に見ていただけるということで、ドキドキとワクワクが募っている。一緒に楽しめたらなと思います!」とあいさつ。順番にあいさつが進む中、司会から「不気味な雰囲気が漂います、302号室の住人・島崎を演じる染谷将太さん」と紹介された染谷は思わず「えっと、肩書きなんですか?不気味な?(笑)それしか言えないですよね(笑)」と自身の役柄の説明をネタバレせずに行うことの難しさに納得した様子をみせた。
高橋は、作品の仕上がりについて「スクリーンでこう見た時に、ここまで奇麗に決まるかと。見終わった後になんか気持ち良かったんですよね。いろんなものがカチカチッとはまっていくのと、しっかり何回もひっくり返されながらすごく楽しく見れたなっていう印象です」と、楽しそうに出来栄えについてコメント。主演を務めたことについては「この作品で真ん中に立たせていただくっていうのは、やっぱ今でも気が引けますけど、現場にいながらも、なんかもう僕が演じるマルコだからこそ“出る”ものをちゃんと作っていきたいなって。いろんな人からエネルギーをもらいながら日々撮影してたので、今日この日を迎えることができて良かったなと」と感慨深そうに語った。
ここで司会が田中に、本作に出演した理由に“高橋が主演する”ということがあったということを聞くと、田中は「4年前共演した時に、慣れないお芝居で、でもすごい一生懸命ひたむきに、ほんとに真っすぐ向き合ってて、かわいいなと思ってたんですよ。そっから他の作品でどんどんキャリアを積んでるのを見てた」と高橋への熱い思いを話す中で、「一番決めた理由はですね、ある“パーソナルトレーナー”がいるジムがあるんですけれども」と、なぜか“パーソナルトレーナー”だけ流暢(りゅうちょう)に発音しながら話す田中に会場は困惑。
それでもなお田中は、“深い意味はない”と言いながら話し続け「そのジムに行ったら、文哉がいたんですよ!あいさつして、“まだ若い時からジムなんか行っちゃダメ!早い早い!”って怒ったら、そこで文哉が言ったのが“圭さんみたいな体になりたくて、通ってるんすよ”って。それで、俺もうズッキュンって…。すごいそれがかわいくて、そっから贔屓(ひいき)にしてました(笑)」と高橋の素直さに撃ち抜かれたことを明かした。