柳楽優弥が寿司職人を目指して銀座の名店でガチ修行 奥深い寿司の世界に大苦戦
2024.9.8 11:00俳優の柳楽優弥が9月6日放送の日本テレビ『沸騰ワード10』に出演。ひそかに思い描いていた、目標である寿司職人になるための修業に挑んだ。
柳楽はかつて番組の企画でマグロをさばき、振舞ったことがきっかけで、俳優とは全く違う職業に憧れを抱くようになったという。その職業とは“寿司職人”。海外に語学留学した際に、外国人の寿司に対する興味の強さにも触れたことから、いずれはロンドンやサウジアラビア、ドバイなどに出店する寿司屋を作りたいという夢を抱くようになったという。今回は世界3か国、19店舗に出店している名店『銀座おのでら』に協力を依頼し、同店が運営する『鮨(すし)アカデミー』で修業させてもらうこととなったのだ。
柳楽の講師となるのが、この道45年の大ベテラン職人・川澄健さんと、『鮨アカデミー』の創始者であり、『銀座おのでら』統括総料理長を務める坂上暁史さん。「寿司は簡単なことではないので、うち(鮨アカデミー)の生徒同様、厳しくいく」と告げられた柳楽。果たして厳しい修業に耐えることはできるのか。
まずはネタの仕込みの修業と言うことで、手始めにアジの三枚おろしをやってみることに。釣りが趣味で、釣った魚をさばくこともある柳楽にとって三枚おろしは何度もやったことのある作業。慣れた手つきで見事に3枚におろしたが、すかさず坂上さんから「(中骨部分に)身が残ってる」と厳しい指摘が。「これがアジぐらいの魚なら少ないけど、大きい魚になればなるほどこれがロスになる」という坂上さんの言葉に大きくうなずく柳楽。さらに包丁の入れ方にも注文が入り、柳楽も「未熟さ感じまくってる」と焦りの表情。
つづいて、さばいた魚の余分な水分と生臭さを飛ばすため、塩を均等に振りかける『尺塩』という作業。坂上さんが実演すると、指のすき間から美しいぐらい均等に塩が振られていた。柳楽も見よう見まねでやってみるが、坂上さんのものと比べるとムラが出てしまい、仕上がりには歴然の差が。しかし練習を続けるうちに柳楽は「よし、見つけたー!」と、徐々にコツをつかんできた。そこで、三枚おろしから尺塩を振るまでの一連の仕込みの流れをテストしてもらうことに。
川澄さん、坂上さんが厳しい目つきで見守る中、黙々とアジをさばき、塩を振っていく柳楽。そしてテストの結果は見事合格。坂上さんは「失敗した理由をわかってる。“包丁勘”(感覚)がいい」と柳楽の作業を評価。続いて行われた包丁研ぎのテストにも合格し、順調な滑り出しを見せた。