柳楽優弥 将来の夢は“あのハリウッドスターとの共演”自分を見失っていた10代から世界を目指したきっかけを語る
2024.9.8 12:30俳優の柳楽優弥が9月7日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY』に出演。俳優としての転機について明かした。
柳楽が訪れたのは、国際映画祭のために何度も訪れているという韓国・釜山。ソウルに次ぐ韓国第二の都市であり、映画の都市とも言われている。それは朝鮮戦争の当時、避難場所となった釜山で海外映画が輸入され、人々の癒やしとなっていたからなど諸説ある。また1996年に国際映画祭を開催するなど、映画文化発展に多大な貢献をしてきた。
街を歩くと、映画スターの手形などがずらりと並ぶ通りに出た。「僕も目指すところは、スーパームービースター」と、はにかみながら柳楽は、著名な俳優、映画製作者の手形のひとつひとつに手を合わせ「なんか力をもらえた気がする」と、精悍(せいかん)な顔つきを見せた。
2010年に開催された映画祭のメイン会場の広場まで出ると、そこにも柳楽が尊敬してやまない映画人の手形が。ビートたけしや黒沢清監督の手形を見つけた柳楽は、胸に拳を当てて「ここに日本映画のDNAがありますからね、誇りですね」と言う。好きな俳優の手形を見つけては「俺もやりたいです、いつの日か」と、自分の手を重ねるその姿は、まさに柳楽自身が言う通り“夢に向かって一生懸命”な映画好き少年そのものだった。
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