アニメ『多数欠』ついに主人公・実篤の特権が判明!“皇帝への切り札”となる、そのワケとは?

2024.9.9 17:00

◆新たな作戦

御堂と入れ違いに、入賀煉(CV:KENN)が実篤たちの元を訪れる。入賀は、親友であり“命令権”の持ち主でもある吉井鉄平から託された封筒と便箋を実篤に届けに来たのだった。

持ち主が亡き後も便箋への命令で【命令権】をつなぎとめたことは筋が通っているため、話を信じることにする実篤。入賀が実篤に封筒を託したのは、鉄平の持っていた正義を通す最後のチャンスが実篤だと考えたからだった。実篤だけに4通の封筒の内容を教える入賀。実篤はそれを聞き、次の作戦を決めるのだった。

アニメ『多数欠』#08『作戦』鉄平の封筒を実篤に託す入賀
鉄平の封筒を実篤に託す入賀

一之瀬龍太(CV:浦和希)、神臣(CV:三上枝織)、ごぼう(CV:藍原ことみ)を呼び、新たな作戦を伝える。すべてに備えているであろう皇帝に、“親権”で倒すルートは無しとする。「俺たち4人は最も重要な役割だ。こんなことを頼むのは心苦しいけど、命を懸けて力を貸してほしい」。そこへ「5人でしょ?」と藤代紗綾(CV:永瀬アンナ)がやって来る。

「約束したじゃない。一緒に頑張ろうって。皇帝を必ず倒すって!たとえそれがどんな道だろうと、私はあなたと一緒に行きたいし、戦いたい!」。そんな紗綾の決意を、実篤は受け入れるのだった。「パソコンをキープできるのは今日いっぱい。明日の夜にまた多数欠が行われたら、最悪の場合全滅だ。ベストは今夜。今夜皇帝を倒す!!」

アニメ『多数欠』#08『作戦』作戦の実行のため、千代田区に入る実篤たち
作戦の実行のため、千代田区に入る実篤たち

千代田区にある皇帝の塔を確認した実篤たち。“チーム実篤”と“チーム八木橋”に分かれ、品川発電所と大井発電所の2か所を襲撃。電気の供給を一時的に止めることで、皇帝の塔へ侵入する作戦だ。皇帝の塔の周りには傀儡となった多くの死者たちがうろついていたが、近づくと動き出すという程度だった。日が暮れてから実篤たちが様子を伺うが、その時点では辺りは静かで傀儡の動きはなかった。

アニメ『多数欠』#08『作戦』皇帝の塔の様子を伺う実篤たち
皇帝の塔の様子を伺う実篤たち

ふと、“多数欠が始まる前は、皇帝は1人だったのか”という疑問が出るが、実篤の推測では、おそらく最初の多数欠は研究所で行われ、研究員たちを傀儡にして操り、皇帝自身は身を潜めていたのだろう。そしてそのことから複雑な操作ができる傀儡を確保しており、それらが発電所の維持と管理をしているだろうと──。毎日行われるパソコンの“回収”時刻は23時55分。多数欠の発表は23時58分。この3分の空白の間に、電気を止めて塔の中に侵入する──。時計の針が23時30分を刻んだ時、陽動作戦と火力発電所襲撃作戦がスタートするのだった-

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画像提供:©宮川大河/COMICSMART INC./多数欠製作委員会

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