ヒロミ「本当に大人の部活」 高知県の一大イベント“よさこい” 184チームの頂点を目指す、神の振付師に密着

2024.9.10 09:45

元々幼少の頃は、寡黙な性格だったという山本さんだったが、よさこいを踊り始めた途端に大きく動き出す姿を見た祖母の「この子は踊りやらせろ」という一言がきっかけとなり、バレエを始め、踊りの道へ。高校2年生の夏には、学校を中退し、スイスへバレエ留学を果たす。そこで、モダンバレエ界の魔術師と称されるモーリス・ベジャール氏の元でバレエを学び、卒業後はベジャール率いるバレエ団『compagnie.M』で活躍。帰国後、2010年日本ジャズダンス芸術協会主催のコンクール、第21回・JDAダンスコンクールでグランプリを獲得した。その後、十人十彩からオファーを受け、翌年から振り付けを担当するように。

当初は「プレッシャーしか感じてなかったです。もう辞めたい、もう辞めたい、もう無理」と、最初の5〜6年は辛い時期だったそう。また、他のチームからのオファーもきたものの、よさこいだからではなく、十人十彩だから振り付けしているという部分もあるようで「賞を獲りにいっているので」とチームと、チームの勝ちへのこだわりを打ち明けた。

本番まで2週間となった日、初めて屋外で練習が行われた。練習開始後約40分、日は暮れ真っ暗に。練習は週5回、1日約2時間ほどで、メンバーのほとんどは社会人や学生のため、仕事や学校を終えてからハードな練習に参加している。暗くなった後でもひたすら踊り続けるメンバーに、VTRを見ていたヒロミも「本当に大人の部活だね」と見守った。

そんな中、本番で着用する衣装が完成し、お披露目の時が近づいていた。

<次の記事>小泉孝太郎「高知の皆さんにとっては…」神振付師が挑む年に1度の大勝負“よさこい祭り”奮闘記

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写真提供:(C)日テレ

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