「私は町医者として、ともに在りたい」映画『雪の花 ―ともに在りて―』 ポスタービジュアル&特報解禁!

2024.9.13 16:15

2025年1月24日(金)に全国公開となる映画『雪の花 ―ともに在りて―』のポスタービジュアルと特報が公開された。

本作品は、巨匠・黒澤明監督に師事し、監督デビュー作『雨あがる』(2000)以来、一貫して人間の美しい在り方を描いてきた小泉堯史(たかし)監督が、吉村昭の原作『雪の花』(新潮文庫刊)を映画化。日本映画を代表するキャストとスタッフが集まり、多くの人命を奪う疫病と闘った一人の町医者・笠原良策の生き様を描いた映画作品だ。

笠原良策役には、映画俳優として数々の賞を受賞し、世代のトップランナーである松坂桃李。使命感にあふれる人物をひたむきに、力強く演じ切り、作品をけん引する。そして良策の妻・千穂役に芳根京子。周りを明るく照らす太陽のような、だが意外な一面も持つ人物をチャーミングに演じる。そして、良策を導く蘭方医・日野鼎哉(ていさい)役に、名実ともに日本を代表する俳優・役所広司が抜擢(ばってき)された。

この度解禁となった本ポスターには、「いま、生きている」という言葉が描かれており、良策たちの精神性が今我々の暮らす日本にも生き続けているという力強いメッセージが添えられている。そして、良策の妻・千穂と二人、澄んだ青空と美しい自然の中で、未来を見据えるかのような眼差しで同じ方角を見つめるビジュアルが印象的だ。

併せて解禁となった特報映像は、巨匠・加古隆による美しい音楽と共に、疫病から多くの人命を救うために人生をかけると誓った笠原良策と、彼の信念に動かされていく人々の姿が描かれる。良策の一番の理解者であり、そばで見守り続ける千穂、そして良策の想いに共鳴し、未知の医学に挑み共に闘う鼎哉。自分の利益を顧みない無私の精神で、疫病と闘い続けた生き様を描き出した、心震える映像となっている。

さらに、良策の信念に突き動かされ、共に奮闘した人々を演じる新キャスト12名が一挙解禁となった。良策が旅先で出会い、疱瘡(ほうそう)を治せるかもしれないと良策に伝える蘭方医・大武了玄を吉岡秀隆が演じる。小泉堯史監督作品には『雨あがる』(2000)、『阿弥陀堂だより』(2002)、『博士の愛した数式』(2006)、『峠 最後のサムライ』(2022)に続き、5作目の出演となる。他にも、三浦貴大、宇野祥平、沖原一生、坂東龍汰、三木理紗子、新井美羽、串田和美、矢島健一、渡辺哲、益岡徹、山本學と、そうそうたるキャストが集結し、作品に花を添える。

映画『雪の花 ―ともに在りて―』は2025年1月24日(金)全国公開。

【作品概要】
作品名:『雪の花 ―ともに在りて―』 ※「花」と「―」の間は全角アケ、「―」は全角
監督:小泉堯史
脚本:齋藤雄仁 小泉堯史
音楽:加古 隆
原作:吉村昭「雪の花」(新潮文庫刊)
出演:松坂桃李 芳根京子
三浦貴大 宇野祥平 沖原一生 坂東龍汰 三木理紗子 新井美羽
串田和美 矢島健一 渡辺哲 / 益岡徹 山本學 吉岡秀隆 / 役所広司
配給:松竹

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©2025映画「雪の花」製作委員会

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