【先週読まれた人気記事】雨の中、トラックをひたすら周回するやす子…極限状態の中で見せたスタッフへの気遣いとは【その①】
2024.9.14 11:458月31日~9月1日放送の『24時間テレビ47 愛は地球を救うのか?』で24時間チャリティーマラソンに挑んだお笑い芸人のやす子。その舞台裏が9月2日に『完全密着!やす子の24時間マラソン』として放送された。
本番当日。台風の接近もあり悪天候に見舞われていたスタート地点の日産スタジアムでやす子はスタンバイしていた。そこにスタッフから、この日はスタジアム内を周回することを告げられる。予定していたコースには河川敷などもあるため、安全に配慮した上での決断だった。
その後やす子は「お忙しいところすみません!」とスタッフの控室を訪れた。「スタッフさんたちのフォローは誰も入らないって聞いてるんで、ご自身で、きついと思ったらすぐ逃げてくださいね!」と、自身そっちのけでスタッフの体調を気遣うやす子。トレーニングのあいだ常に一緒にいたトレーナーたちにも「超プロだから何もないと思うんですけど、急な体調不良とかあったらすぐ出てくださいね!」と声をかけるほど。
昨年のチャリティーランナー・ヒロミの打ち鳴らした号砲で両国国技館に向けてのスタートを切ったやす子。初日は1周400mのトラックを75周するのが目標。走りながらも笑顔を絶やさず、休憩中でも応援に来てくれた先輩芸人たちを気遣ってか、全く話すのをやめようとしない。
その気遣いはカメラの回っていないところでも。豪雨の中走るやす子を撮影する技術スタッフに「頑張れカメラマーン!」「音声さんも頑張って!」と声をかけるほど。さらに大勢のスタッフがいるスタート地点を通過するたびに、“ひげダンス”や、お笑いコンビ・キャイ~ンの決めボーズ、お笑い芸人・三瓶のギャグ「三瓶です」など、様々なギャグを織り交ぜながら走っていた。画変わりしない競技場内でのマラソンを中継し続けるスタッフを気遣ってのことだった。
その姿勢はトレーニング初日にも表れていた。初日の3時間ほどの練習が終わり、戻ろうとした時にやす子は「高木さん、田中さん、矢野さん…」とスタッフ全員の名前を呼びかけつつ、改めて挨拶をした。ほんの3時間練習で一緒だっただけのスタッフの名前を完璧に覚えていたのだ。「みんな“人”なので、ワンチームで頑張るためには覚えた方がいいのかなと思ってます」というやす子の気持ちが表れていた…。