防犯タグの付いた商品が次々と万引きの被害に…ブザーが鳴るのを防ぐための、まさかの巧妙な手口とは

2024.9.27 10:45
吉住の写真

お笑いコンビ・かが屋の加賀翔、お笑い芸人の吉住、お笑いコンビ・なすなかにしの中西茂樹が9月26日放送の『THE突破ファイル』の再現VTRに出演。防犯タグの付いた商品を万引きする犯人の手口とそれを見破る万引きGメンの活躍を描いた。
 
中西が店長を務めるホームセンターで、ドライヤーやゲーム機などが次々と万引きされる事件が発生。これらの商品には、いずれも防犯タグが取り付けられていた。店外に持ち出したり、タグを外したりしようとすると大音量のブザー音が鳴る仕組みになっていたのだが、今回そのタグが反応したような形跡も残されていなかった。そこで、中西の依頼を受けて万引きGメンの吉住と加賀が調査に入ることに。

吉住の写真

客に混じって店内を監視する2人。吉住は怪しげな目つきで店内を見回っていた1人の男性をマークするが、そのまま店外に出てしまった。再び店内に目をやると親子連れの姿が。「万引き犯が紛れ込んでいる可能性が高い」と、吉住は加賀に目を離さないよう指示を出す。店内を動き回る子供を探す親の動きが、防犯カメラや他の客からの死角を探す万引き犯の動きによく似ていることから、あえて親子連れの近くをうろつく万引き犯も多いのだという。しかしこの親子連れやその周りに怪しい動きはなかった。
この日、怪しいところはなかったと中西に報告する2人。しかし、店員からはドライヤーの在庫の数が合わない、すなわち万引きが発生していたという報告が。
 
2人は防犯カメラの映像を確認させてもらうことに。すると、最初に吉住がマークしていた男がドライヤーを手に取る姿が、しかし、防犯カメラの死角に入ったかと思うと次の瞬間、再びカメラに映った男の手にはドライヤーはなく、カバンにも不自然なふくらみなどはなかった。一旦別の場所に商品を置き、警戒が緩んだところで再来店して持ち出す“隠し置き”という手法の可能性も考えたものの、男が再来店していなかったことからその線も消えてしまった。翌日、防犯カメラの男が大胆にも再び来店してきた。
 
さっそくマークする吉住と加賀。すると男は1つの商品を手に取ると、前日と同じようにカメラの死角となっている資材売り場へ。そこで何やら作業を行なっている様子はうかがえたものの、近づいて確認することはできない。しばらくすると男はその場所から離れ、自分のカバン以外何も持たずに店外へ。当然、先ほど持ち出した商品も持っていない。加賀が確保しようと動きかけたが、まだ手口もわからず、商品を持ち出しているような様子も見られなかったので、ここはスルーすることに。「今のこの状況で取り押さえて空振りしたら、相手をつけあがらせるだけ」と、去っていく男のうしろ姿を悔しそうに見つめる吉住と加賀。
 
あらためて店内に目をやると、怪しげな動きを見せる女性の姿が。何かにピンときた吉住は、先ほど男が持っていた商品の在庫を店長に確認してもらうよう加賀に指示を出す。すると案の定、在庫の数が合わず、万引きが発生していた。防犯カメラを見ると、商品を持ち出した男がカメラの死角に1分ほど入っていたことがわかった。その間に防犯タグに何かしらの細工をしていたのか。すると、男が死角から離れた直後、男とは逆のコースを通って死角へと入っていく女性の姿が。それは先ほど吉住がマークした女性だった。そしてカメラの前に再び出てきた女性のカバンには、何か商品が入っているような不自然なふくらみが。どうやら万引きした商品を店外に持ち出したのはこの女性で間違いなさそうだ。そう、この男女は2人組で万引きを行なっていたのだ。
 
残る謎は防犯タグが反応しなかった理由。彼らが何かしら細工をしたと思われるカメラの死角、資材売り場に行ってみたが、タグを外す特殊な工具などもなく、細工をしたような痕跡も残されていなかった。だがあの2人が万引きをしたのは間違いない。必死に手口を考えた吉住の頭に1つの可能性がひらめいた。

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