石田ゆり子「今これからの人たちに希望を与えたい」番組卒業の八木莉可子へ“贈った言葉”に納得

2024.9.30 12:30

9月28日に放送された『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』では、俳優の石田ゆり子が登場。自身にとって思い入れのある土地、パリを訪問すると、日本の若者、そして今回が番組MCとしての最終回となった八木莉可子にメッセージをおくった。

パリ1区、サントスタッシュ教会の脇にのびるマルシェ(フランス語で市場)を訪れた石田。道の両脇に軒を連ねた露店をめぐり、自ら食材を買い込んだ。ここで調達した食材を使って挑戦した料理は、フランスの家庭料理『ラタトゥイユ』。これまで本格的な作り方には挑戦したことはなかったということで、現地の先生のレクチャーを受けながら、丁寧に調理していく。ひとつずつの食材に、別々に下味をつけるなど、本来の調理方法を知ると、「すごい手間がかかっていて、こうやっておいしいものは作り上げられるんだ」とコメントを残した。

完成した料理をもって訪れたのは、セーヌ川。この川に浮かぶ、船を高級住宅に改装して暮らすペニッシュ族の住宅を訪れた。住宅の一角をお借りし、広々とした船のデッキに置かれたテーブルで、自身で作ったラタトゥイユをいただく。優雅なひとときを過ごす。フランス・パリを満喫した石田だったが、しかし旅を通じて考えたのは、日本のことだった。

「日本が今すごく、なんだかパワーがなくて…」と語り始める石田。「私が若い時って、本当にバブルが終わったぐらいの時期で、未来にすごく希望があったんです。年を取ることは素晴らしいっていうか、楽しみだなって思えたんです」と、今の日本の若者たちが、希望の見えづらい、難しい局面に立たされていると語る。「ほとんどお母さんの気持ちなんですけど…」と言いつつ、年を重ねた今だからこそ、「今これからの人たちに希望を与えたい。(自分は)そうやって受け渡していく役目の世代だと思う」と自身の活動の意義を口にした。

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