〈第2部開始〉アニメ『多数欠』虚実を交えた“罠(わな)”…新キャラ・王野頼音は敵か味方か──!?
2024.9.30 18:25毎週火曜 深夜25時59分より日本テレビにて放送中のアニメ『多数欠』(BS日テレ、RAB青森放送他にて順次放送)。突如“多数派”が死亡してしまうという過酷なゲーム【多数欠】に巻き込まれてしまった少年少女たちの戦いを描く本作は、9月24日放送の#11『胎動』からいよいよ第2部がスタート!
舞台は【皇帝】がいなくなった1か月後の世界。“第1部”生き残りの1人・ごぼう(護国鳳天寺 暴麟丸/CV:藍原ことみ)が、秩序を守るために皇帝のフリを続けていたのだが──…。新たな戦いの幕開けに、SNSでは多くのファンが高揚。「皇帝倒しても何も事態は好転してないんやね」「ヤバそうな方々がいますね!」「面白くなってきたな」などの声が上がった。
(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)
◆アレから1か月、世界はどう変わったのか…
成田実篤(CV:上村祐翔)らが身をていして皇帝を倒したことにより、【多数欠】はついに終了した。だが、生き残ったメンバーたちは世界の混乱を避けるため、あたかも皇帝が生き続けているかのように情報を操作することを決定。ごぼうの特権【表示権】を使って、ニセのメッセージである“ウソの処刑情報”を日々公開していた──。
それから1か月──都内の食糧は消費しつくされていた…。弱気になるごぼう。生きるためには東京を離れて、全国を巡って食料を得なければならない。「でも、私たちがいなくなったら東京はどうするのよ!それじゃ本当に滅亡するわよ!」と、国後依恋(CV:中島由貴)。
現在、電気系統を維持しているのは、“生き残り組”の1人・相馬隼人(CV:熊谷健太郎)の“現化獣”。彼がここを離れれば東京の電力は全て終わり、依恋の言う通りになってしまう。
…とは言うものの、ごぼうがついグチをこぼす。「治安維持って、いつまで皇帝とか続ければいいんだ?今までのこと振り返ってたら訳分かんなくなっちまったよ…」。皇帝を倒すという目的があったからこそ、一丸となって戦ってきたメンバーたち。皇帝を倒した今、何も見えない状況に一同は疲れ切っていた。
そんな時、青森へ旅立った一之瀬龍太(CV:浦和希)、神臣(CV:三上枝織)、鈴木理科(CV:青木志貴)が今後へのヒントをつかむ。3人から「食料を持って帰る」という連絡が入り、一同は「救世主だ!」と喜んだ。
そうこうしているうちに、いつもの“ニセ皇帝”の放送時間がやってくる。だが、ごぼうが操作する前に、テレビモニターにはあの“皇帝マーク”が表示されるのだった…。皇帝は確かに倒したはず──…それは事実であり、彼らだけが知る情報…。ごぼう以外に、皇帝に成りすます“誰か”がいるのか…!?