アニメ『ヒロアカ』父、轟炎司として家族に向き合うエンデヴァー「ごめんな…」の言葉に視聴者の涙腺崩壊
2024.10.3 10:30『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)で連載中、堀越耕平氏による漫画『僕のヒーローアカデミア』、通称“ヒロアカ”。2014年7月の連載開始から今年2024年で記念すべき連載10周年を迎えた本作は、4月4日に発売された最新40巻まででコミックスシリーズ世界累計発行部数1億部を突破。そしてついに、TVアニメシリーズの第7期の放送がスタート。第19話(通算157話)『I AM HERE』が9月28日夕方5時30分より、読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット(※一部地域を除く)で放送された。
(以下、アニメ最新話のネタバレを含みます)
◆「私が来た!!」
群訝山荘跡地で、父であるエンデヴァー(CV:稲田徹)と戦う荼毘(CV:下野紘)。その体に熱を留め続けている荼毘は、10数分後には消滅するという。しかし圧力から解き放たれたエネルギーは、直径5キロメートルを瞬時に焼き尽くすほどの超高圧爆発を引き起こすという解析結果が出る。5キロ圏内には市民の避難ルートがあった。更に、オール・フォー・ワン(青年期CV:神谷浩史)(※以下AFO)が死柄木弔の元へ向かっていることを知り、絶望の色を隠せない塚内警部(CV:川島得愛)。
そこへオールマイト(CV:三宅健太)から通信が入る。神野区グラウンドゼロにいる轟焦凍(CV:梶裕貴)と飯田天哉(CV:石川界人)に向けたものだった。「飯田少年、君は走れるはずだ。轟少年、心と体は一元だ。悩み進んで来た君なら分かると思う」「悩んで迷って、そんな少年が心に決めた思いこそ、何より尊い。燈矢を止めて、みんなを安心させてくれ。君が君であるために。今、群訝の危機をどうにかできる可能性があるとすれば、エンジンと半冷半燃、君たちだけだ。頼んだぞ」と、オールマイトは2人に伝える。その言葉に飯田は焦凍を背負い、荼毘たちのいる群訝山荘跡地に全速力で走り出すのだった。「雨で足の熱がいい具合だ、走れるよ。走れる、轟くん、だって俺の足はね、迷子を導くためにあるんだから!」
たたずむオールマイトに塚内からの電話がかかって来る。「バカ野郎!!何考えてるんだ!!」と叫ぶ塚内。オールマイトは落ち着いた声で「これでいいんだよ、塚内くん。もともと私の戦いだったんだから」と言う。そんなオールマイトの目前には、AFOがやって来る姿があった。
「どうやって戦う!?無個性なんだぞ!!」塚内の声に、デク(CV:山下大輝)から「個性がなくてもヒーローはできますか!?」と言われた日のことを思い出すオールマイト。迫り来るAFOの姿に「そう、無視はできない。私が、来た!!」と、車からアタッシュケースを取り出し、不敵な笑みを浮かべるのだった。