アニメ『多数欠』龍太がのぞいた“皇帝の塔”…そこにはアレがなかった!?判明した新事実にSNS「実篤、紗綾の〇〇フラグ?」
2024.10.11 16:45◆強すぎる…女王の差し向けた刺客、その正体は!?
「早く逃げろ!」。頼音のいるモニター室で、相馬隼人(CV:熊谷健太郎)が叫ぶ。だが、煮しめから返ってきた通信は「逃げ切れよ」という意外な言葉だった。自らがおとりになることを選んだ煮しめは、自身の持つ権利【優先権】を発動。身の危険より身の安全を優先すると、そのまま窓の外へと飛び出した。
2階の高さからの落下──“権利”のおかげで大事には至らなかった煮しめは、少しでもこの場を離れようと這(は)いずり出す……が、敵はすぐにやってきた。「期待外れだが、一応殺しておかねえとな…仲間がいるかも知れねぇし…」。ニヤリとする敵に対し、煮しめも「残念だけど…」と苦し紛れに笑って見せる。
残念だけど、仲間なんてここにはいない──。
ところが、煮しめが覚悟を決めたその時、彼の隣にはすでに頼音と相馬が立っていた。その理由を煮しめが尋ねるより先に、頼音は「次、死に急いだら、ぶっ殺すぞ!」と笑うのだった。
数で勝る頼音たち。だが、戦況は悪化する一方だった…。赤いメッシュを入れたツリ目の男は、ペットボトルや消火栓、水道の蛇口…あらゆる“水”を操ってこちらを攻撃してくる。その水流は激しく、相馬の【現化権】で生み出したシールドも長くはもちそうになかった。
さらに、もう1人の女はどうやら“場所を入れ替える特権”を持っていることが判明。テレビ局襲撃時、局外にいたはずの彼らが瞬時に2階のフロントまでやって来れたのも、おそらくその能力ゆえだろう。不意打ちを仕掛けるにはもってこいの力であると同時に、こちらが攻撃しようとした瞬間に誰か別の仲間と入れ替わられて同士討ちさせられてしまう可能性があるのも厄介。その上、彼女は様々なものをコピーできる権利【複製権】をも操る、まさに強者だった…。
敵の2人は、いわく“女王の幹部”だという──。