吉沢亮ふんするバンパイアが板垣李光人演じるピュアボーイの血を狙う…映画『ババンババンバンバンパイア』
2024.10.16 18:45「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)にて連載中の奥嶋ひろまさ氏による大人気コミック『ババンババンバンバンパイア』がついに映画化。このたび2025年2月14日(金)のバレンタインデーに全国公開されることが決定した。
銭湯で住み込みバイトとして働く森蘭丸(もり・らんまる)、その正体は450歳のバンパイア。究極の味わいである「18歳童貞の血」を求め、銭湯のひとり息子である立野李仁(たつの・りひと)(15歳)の成長と純潔をそばで見守る日々だったが、ある日李仁がクラスメイトの篠塚葵(しのづか・あおい)にひと目ぼれ。恋が成就してしまえば、それすなわち童貞喪失の危機!突如訪れた絶体絶命のピンチに「恋をさせてはなるものか!」と蘭丸による決死の〈童貞喪失阻止作戦〉が幕を開ける―。
2021年11月号から連載開始した本作は、ぶっ飛んだ設定と一度読んだら抜け出せない中毒性のある世界観、浮世離れした美形でありながらどこかおバカな蘭丸をはじめとする愛すべきクセ強キャラクターたち、彼らが織りなすカオスなストーリー展開に虜になるファンが続出中、マンガ通の麒麟・川島明も絶賛し、TVなど各メディアで取り上げられSNSを中心に話題沸騰のバンパイア・ラブコメディ。今年春に実写映画とTVアニメの同時メディア化も発表され、さらに注目が集まっていた。
主人公のバンパイア・森蘭丸役には、今年デビュー15周年を迎え日本映画界の第一線で活躍し続ける・吉沢亮。21年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』や、映画『キングダム』シリーズ、最新作『ぼくが生きてる、ふたつの世界』では第16回TAMA映画賞にて最優秀男優賞を受賞するなど、その確かな演技力で重厚な人間ドラマから、アクション、コメディまで作品ごとに強い存在感を発揮している吉沢が、今回は銭湯で働くバンパイアに。美しきバンパイアでありながら、李仁の血を求め、おかしな方向に暴走してしまうというクセの強いキャラクター。吉沢の起用理由について本作のプロデューサー陣は「バンパイアとして人間離れした美しさの説得力を持ちつつ、一方で人間くさいキュートさがなければ成立しないキャラクター。繊細さと大胆さ、シリアスとコミカル、その両方をもつ吉沢亮さん以外考えられないとオファーさせていただきました」とコメント。