野田クリスタル 「クソスベってるヤツ」相方が語る第一印象…それでも声をかけた芸人としての魅力

2024.10.28 11:50

『中野Studio twl』の支配人が、マジカルラブリ―結成以前の、野田のステージの映像を保管していた。当時の野田は、まだ16歳。村上とは別の相方と、『役満』というコンビを結成していた。今回の番組内で、高校に通いながら漫才をしていた頃のエピソードには、ネガティブなものが多かった野田。しかし改めて当時の映像を見返すと、「でも16際で漫才やってるんですから、大したもんですよね」と、初めて過去を認める発言をした。さらに、ピン芸人時代の映像も流れると、そこに映されたのは、パンツ一丁、体にガムテープを巻きつけながらステージの上で前転したり、のたうちまわったり、とにかく暴れる野田の姿。言葉にするとさらによく分からないネタではあるが、野田は「なんかこのガムテープ男のネタを見て、村上は組もうと思ったらしいです」と苦笑い。「いや…エモすぎるな」と、しばし感傷に浸った。

映像を見終わると、膝よりも低いひな壇に腰を掛け、改めて当時を振り返る。「スゲェただ暴れてたけど、今の映像を見て、ちょっとだけカッコいいなって思っちゃいましたね。無我夢中」「インディーズ芸人ってなんなのかって話なんですけども、育成所に行ってない芸人なんですよ。お笑いは勉強したくなかったヤツら。だから自分たちで主催して、自分たちでお客さん集めて、自分たちで舞台に立つ。全部が手探り、全部が手作りなんですよ。見たことあるようなネタをやるヤツは1人もいないですよね。学んでないから。お笑いを。今思うとあんなに、あの時が1番お笑い芸人でしたね」。打算も何もなく、純粋にお客さんと向き合っていた当時。「みんな、(自分に)変わった変わったっていうけど、何が変わったんだろう俺のって思ったけど、改めて見ると違いますね」とコメントした。

過去の自分と比べ、今の自分を、「やっぱ人の目は気になるかな。“どう思います、逆に?”って」と話す。しかしそれは決して、変わった自分に後悔しているわけでも、過去の自分に後ろめたくなっているわけでもなかった。「最終的な多分、自分がこんだけ考えた先の結論は、“でも飯食えてるからいっか”って、思うかもしれないです」と言い、「それは少なくとも、あの当時の野田クリスタルの目標ではあったはずなんで」と、力強く語る。飯が食えればそれでいい、けれど自身のやりたい笑いは絶対に曲げない。これからも野田のスタンスは変わらない。

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写真提供:(C)日テレ

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