ヒロミ「なんでウソついてるんだよ」　仕入れ値を親が子どもにごまかしてまで、料理を安く提供する『オモウマい店』

この店を切り盛りするのは、母みゆきさん（53）と娘るみさん（29）。狭い厨房ながら、スレスレぎりぎりで行き交い、機敏に仕事をこなしていく。

さて、近くの魚屋まで買い物に出たみゆきさんは、開店間際とあって駆け足で店に戻る。スタッフに何を買ったのかを聞かれると「旬のサンマ」と元気な回答。しかし、「サンマおいくらでした？」と問われると、「あんまり言うと娘に怒られる」と言い淀みつつも、「300円しちゃった」「まぁいいや」と仕事に戻った。

その後買い物に出たときも、サンマはやはり300円ほどだった。ところが、ふいに娘に「お母さん、お魚っていくらで仕入れているの？」と聞かれると、みゆきさんは「あぁ…」と、途端にに濁しはじめた。実際にかかった値段に反して、「250円…消費税入れて…200…」と歯切れが悪い。これにはヒロミも、「なんでウソついてるんだよ」と笑ってしまう。番組進行の小峠英二も、「仕入れ値をウソついてまで安くしたい」「すごいよね」と笑顔だった。

こうしてできた『さんまの塩焼き定食』は720円。昨日までは850円だったが、この日はさらに安くした。放送内では他にも、『煮かつ定食』720円、『銀さけ定食』720円など、地元に愛されるオモウマグルメが紹介されていた。

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写真提供：（C）中京テレビ