八木勇征　映画の舞台あいさつで念願だったことに挑戦「右腕持ってかれちゃって（笑）」映画『矢野くんの普通の日々』

2024.10.31 16:45

FANTASTICSの八木勇征が主演を務める、映画『矢野くんの普通の日々』の完成披露試写会が行われ、共演の池端杏慈、中村海人（Travis Japan）、白宮みずほ、新沼凛空、伊藤圭吾（龍宮城）、筒井あやめ（乃木坂46）、新城毅彦監督らと登壇した。イベントでは、現場の雰囲気についてや最近あった不運なことを語った。

イベントがスタートすると、客席中央から客席の間を通って登壇者が登場。集まったファンからの大歓声に包まれながらのスタートとなった。冒頭のあいさつでは八木が「初めての単独主演ということで、すごく思い出になる作品になりました。主題歌もFANTASTICSが務めさせていただいたんですけども、僕たちの曲で、この作品を彩ることができて、すごく幸せです。本当にキャストの皆さんにも恵まれながら、毎日楽しい現場で撮影することができました」と感慨深げに作品への思いを語った。

実写映画初出演となる池端は「今日この日をものすごく楽しみにしてきたので、今こうして皆さんとお会いできることができて本当に本当にうれしいです」と喜びを伝えた。

八木は本作で演じた毎日ケガまみれになってしまう超不運体質の高校生・矢野くんとの共通点を聞かれると「センター分け！」と即答し、会場からは笑いが。「あとは矢野くんの100パーセントで気持ちを表現する部分においては、僕も似ている部分というか。50パーセントぐらいの気持ちを人に伝えることって僕もなくて。矢野くんも吉田さん（演：池端杏慈）に抱いてる感情に気づいた時に、授業中に“好きです”って伝えてしまうぐらいピュアな男なので、僕も大事なことを伝える時っていうのは、あまり濁したりせず、100パーセント言いたいことを全部言うっていうのは似てるかなと思います」とコメント。

クラスメイトの泉を演じた白宮は演じる上で意識したことについて「喜怒哀楽です。泉ちゃんは喜怒哀楽が表に出るタイプなのかなって。みんなといる時はテンション高めのニコニコしてるような女の子を意識してました」と語り、現場の雰囲気については「1人1人結構ぽわぽわしてる感じ」と表現。他の登壇者も共感する中、八木が”ぽわぽわ”一番していたと話す、メイ役を演じた新沼が意識した点は「泉ちゃんと清子ちゃん（演：池端杏慈）の3人の中でも大人な感じで突っ込むタイプなので、お姉ちゃんポジションを意識して頑張りました！でも、撮影以外では全然お姉ちゃんじゃなかったです…(笑)」と登壇者が見守る中コメント。

そんな”ぽわぽわ”していた現場を見ていた新城監督は、座長・八木について「座長っていう感じじゃなくて、こっそり座長みたいな（笑）気の使い方とかが、“そっと”っていう感じなんですよね。行くぞ！とかそういう感じじゃなくて、なんかこう繊細に優しく、こっそり支えるっていう感じの座長」と八木の現場での様子を明かした。