山で遭難した家族を救助せよ! 遭難場所を特定した決め手は、最新の映像通報システム

2024.11.1 09:15
ココリコ・田中直樹の写真

ココリコ・田中直樹とAぇ! groupの小島健が10月31日放送『THE突破ファイル』の再現VTRに出演。山で遭難した親子に電話から指示することで救助へと導いた、指令員の姿を描いた。

田中と小島は119番通報を24時間体制で受付けている“消防緊急通報司令室”の指令員。市民からの通報に応対しつつ、電話口からの音声だけで状況を察知し、的確な対応が求められる仕事だ。

ある日、通報を受けた小島が「火事ですか?救急ですか?」と呼びかけると、電話からは「こちらのスマートフォンの所有者は激しい自動車衝突事故に巻き込まれ…」という自動音声が流れてきた。最近のスマートフォンに搭載されている、交通事故などの激しい衝撃を感知した際に自動的に消防に通報するシステムによるものだった。このシステムは自動的にスピーカーモードになるので、「うう…」という子どものうめき声や、「健太!大丈夫!?」と声をかける母親らしき人の声も一緒に指令室に入ってきていた。小島はすぐさま「消防です!」と現場に向かって呼びかけ、状況の把握に努めた。どうやら登山を楽しんでいた親子が道に迷う中で足を滑らせて滑落し、ケガをしてしまったようだ。

まずは詳しい位置を把握しようとする指令員たち。しかしスマホのGPSからの電波をキャッチしたものの範囲が広すぎて特定するまでには至らなかった。それでも付近までヘリを飛ばし、上空からも捜索することに。

同時にケガの具合も確認する。子どもの健太くんと母親のケガは大事には至っていないようだが「夫はぐったりしてて…」と安心できる状況でないことは明らかだった。小島は家族が持っていたもう1台のスマホも指令室とつなぎ、小島が健太くんと話しながら現在地の把握にあたりつつ、田中は母親に指示を出して父親の応急処置にあたることに。

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