通報の音声から状況を把握する消防指令員 住民のパニックを抑え避難に集中させるためにとった、ある行動とは…?

2024.11.1 11:30

田中は小島に、あろうことか「一度電話を切れ!」と指示を出した。意図を察した小島は「はしごを降りたらすぐに建物からはなれてください。ここからは避難に集中してください。電話は一旦切りますけど、大丈夫。落ち着いて、避難を急いでください」と話しかけ、通話終了ボタンを押した。人は不安感から自分の置かれた状況や心情ばかりを話してしまうと、ますますパニックにおちいってしまい、目の前のことに集中できなくなってしまう。そこで指令員はあえて電話を切り、避難することだけに集中させたのだ。この指示の甲斐(かい)もあってか、落ち着きを取り戻した通報者は、避難はしごを確実に設置し、無事地上に降りてくることができた。その直後、逃げ出した部屋から爆発音が。指令員の落ち着いた指示のおかげで通報者は間一髪逃れることができたのだった。

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写真提供:(C)日テレ

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