テレビ番組初！HYDEのライブ直前リハーサルに潜入！カメラがとらえたアーティストとしての矜持とは…

ミュージシャンのHYDE（55）が3日放送の『おしゃれクリップ』にゲスト出演。ライブ直前のリハーサルに密着し、ミュージシャンとしてのこだわりに迫った。

L’Arc〜en〜Cielとしてメジャーデビューを果たして30年。今なお第一線で活躍を続けるHYDEは、今年フェスだけでも18本に出演するなど、精力的に活動を続けている。そこで番組では、テレビ番組として初めてリハーサルからライブの裏側に密着した。

ワールドツアーを直前に控えたスタジオリハーサルでは、美容と健康のため食べるものにこだわるHYDEの姿を激写。マイブームは干し芋なのだそうで、「食物繊維がプロテインと同じくらい大事って（情報を）入手したんで」と食物繊維を積極的に摂り入れているという。お気に入りの干し芋のパッケージがかわいいと語り、和やかムードに包まれたスタジオだったが、リハーサルに戻ればその表情は真剣そのもの。4時間をかけて、演奏の表現技法などを入念に確認していた。

ワールドツアーを挟んだ1週間後、続いては国内で行われたアリーナツアーのリハーサルに潜入。ここでもステージの照明や風の強さなどを確認し、さらに衣装選びを含めた演出も全てHYDE自ら手がけているという。ライブ当日を迎えても「（リハーサルの映像を）帰ってからホテルでチェックしたけどなかなか…」と修正を加え、随所にこだわりを見せた。

「完璧は難しい」としながらも、30年以上ライブと向き合い続けているのには理由があるそうで、「今どき、音源はなんとでもなるんで、僕はやっぱり良いアーティストを見つけたらライブどうなんだろうってチェックする」とライブがアーティストとしての真価を問われる場所であるとの考えを明かしたHYDE。

「ファンの喜びが僕の喜びだからね、HYDEのライブはやっぱり違うと思わせたい」とアーティストとしての矜持（きょうじ）を語り、最終リハーサルを終えた束の間の休憩でも、舞台の映像をパソコンで確認しながら、最後まで調整を続ける姿がカメラに収められていた。

こうしていよいよアリーナツアーが開幕。初日は大成功に終わったが、HYDEは公演終了後になると楽屋にスタッフを集め、ライブ映像を見直してさらに演出を修正していた。こうしたHYDEの飽くなき向上心に、スタジオからは大きな拍手が送られた。