『放課後カルテ』“破壊衝動”を持つ女子児童に牧野(松下洸平)は…難しいテーマに「今回もすごい」「考えさせられる」の声

2024.11.4 12:30

その現場を目撃した牧野は、羽菜と向き合おうとするが、一希と羽菜は2人で救護室から逃げ出してしまう…。林の中を探検する一希と羽菜。すると羽菜は走っている途中に足をくじいてしまい、追ってきた牧野に保護されるのだった。

捻挫をした足に湿布を貼る牧野は、羽菜の足に傷があるのに気が付く。それは自傷したときのもので…。羽菜の破壊衝動は、自分に向かうときもあったのだ。

包帯を巻いてもらいながら羽菜は、七夕の飾りを壊したことを牧野に打ち明ける。

「私は、私が怖い…」―。

羽菜は両親が別れたことで、父と暮らしていたが、その生活に孤独を抱いていた。過去に母に言われたきつい言葉もフラッシュバックして―。

野外宿泊学校のあと一度は登校した羽菜だったが、今度は学校を休んでしまう…。

放課後カルテ4話
学校を休んだ羽菜を気にかける牧野

羽菜が休んだことを気にかけていた牧野は、もう一度羽菜と話をしてほしいと篠谷に頼まれる。それは担任の仕事だと最初は線引きをする牧野だったが、羽菜の切羽詰まった「私は、私が怖い…」という言葉を思い出し、羽菜の家へと向かう。

「なんで来たんですか?」という羽菜に、玄関ドア越しの牧野が言う。

「根本的な原因を知りたい。でも何にも知らない。お前がどんな人間で何があって何考えてるのか聞かせてくれないか、お前の言葉で…」

そして「助けたい、お前を助けたい―」と牧野がその場に崩れ落ちるように座りこんだところで4話は終わった。

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