菅⽥将暉 主演映画『サンセット・サンライズ』東北凱旋舞台あいさつ!もう⼀度⾷べたい料理は『モウカノホシ』『ハモニカ焼き』?
2025.1.19 13:00本作は“飯テロ映画?”と別名があるほど、三陸の新鮮な⿂を使った料理が魅⼒的に登場する︕「間違いなく⼀番料理を⾷べた」という菅⽥は、「もう⼀度⾷べたい料理」を聞かれると、「モウカノホシ(ネズミザメの⼼臓)」と即答︕「(今は⾷べられない)⽣レバーが⼤好きだった⼈間としては、ほぼ⽣レバーみたいでおいしかった。また⾷べたいです」と笑顔で話した。作品中の『モウカノホシ』『ハモニカ焼き』などの個性的な料理は、監督がロケハンで⾒つけたもので、脚本にはなかった料理。
他にも『あざら』や『やきがぜ』などの名前も上がり、「おいしかった」「お⼟産でも買った」などとひとしきり盛り上がったが、岸監督から「ちょっと待って。(やきがぜ)は作品に出てきていない」とツッコミが。キャスト・スタッフが作品に出てくる以上のご当地グルメを楽しんでいた様⼦が伝わってくるほど盛り上がった。
最後にスペシャルゲストとして、撮影地の宮城県・気仙沼市の観光キャラクター『ホヤぼーや』が登場し、3⼈に花束を贈呈。最後のあいさつでは、「宮城を舞台に、震災とコロナというシリアスな問題ながら、ハートフルなコメディーに仕上げました。⾃分としては頑張った作品です」と宮藤があいさつし、「宮城県⽣まれの⽗親が昨秋亡くなり、家族を失うことについて思いを込めて作りました。映画を観て良いと思ってくださったら SNS などでたくさん拡散してください」と岸監督。菅⽥は、「舞台となったその⼟地のよさを広めることができるのも映画の良さだと思いました。ホヤぼーやもこれから⽻ばたいてください」と、気仙沼から駆け付けたほやボーヤへのエールも忘れなかった。3⼈のトークショーは、映画の余韻そのままに温かな雰囲気に包まれながら幕を閉じた。
【ストーリー】

新型コロナウイルスのパンデミックで世界中がロックダウンに追い込まれた 2020年。リモートワークを機に東京の⼤企業に勤める釣り好きの晋作(菅⽥将暉)は、4LDK・家賃6万円の神物件に⼀⽬ぼれ。何より海が近くて⼤好きな釣りが楽しめる三陸の町で気楽な“お試し移住”をスタート。仕事の合間には海へ通って釣り三昧の⽇々を過ごすが、東京から来た〈よそ者〉の晋作に、町の⼈たちは気が気でない。⼀癖も⼆癖もある地元⺠の距離感ゼロの交流にとまどいながらも、持ち前のポジティブな性格と⾏動⼒でいつしか溶け込んでいく晋作だったが、その先にはまさかの⼈⽣が待っていた?