BE:FIRST映画主題歌を初披露!三山凌輝、7人での歌唱で感じたこと「節目でメンバーのところに戻ってくると…」『誰よりもつよく抱きしめて』

2025.1.27 15:30

◆内田監督も絶賛!三山凌輝の印象は…

潔癖症に苦しむ良城の繊細な感情表現について、三山は「すごく考えさせられる役でしたが、自分自身も撮影期間は悩んでいたタイミングだったので、タイミングがむしろ良かったなと。より深く良城を理解できる瞬間が多かったです」と説明。内田監督は俳優・三山凌輝の印象を、「すごくしっかり役を詰めて準備をされていて、思考回路が70歳くらいのベテラン俳優かと思いました。なので、現場では“任せられるな”と」と、信頼感たっぷりに紹介していた。

三山凌輝
三山凌輝

久保が内田組に参加するのは、映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』、ドラマ『落日』に続いて3度目。「撮影の合間に、アイドルをやりながら俳優業をやらせていただいていることへの思いを打ち明けたときに、内田監督からいただいた返答が自分にとっては宝物のようなもので。これからも頑張ろうと思いました」と、印象的だった現場での監督とのやり取りを明かした。

舞台あいさつのため、韓国から駆けつけたチャンソン。人を真に愛することができないジェホンの役柄について、「自分も練習生の頃にそういう時期があったので、これがジェホンの感情かなと、監督と相談しながら役作りをしていきました」と振り返る。内田監督はチャンソンについて、「日本語が上手すぎるから、少し下手にしてもらった」「料理シーンの手元撮影のために吹き替えを用意していたけど、チャンソンが上手すぎて必要なかった」と、裏話を明かしていた。

ファン・チャンソン(2PM)
ファン・チャンソン(2PM)

◆「今、誰よりもつよく抱きしめたいもの」は?

このほか、ドラマ『SHOGUN 将軍』への出演で世界的に注目されている穂志は、良城と同じく強迫性障害による潔癖症を患う千春を演じるにあたり、私生活でビニール手袋を着けたり、除菌グッズを持ち歩いて役作りに臨んだと振り返り、「特別な病気の人の話ではなく、皆さんや周りの人のお話だと思ってもらえたらうれしい」と思いを伝える。

穂志もえか
穂志もえか

また月菜の友人・早智子を演じた永田は、劇中の印象的なセリフがアドリブだったと明かし、観客を驚かせた。

永田凜
永田凜

そして15歳の竹下、今作が初の映像作品だという17歳の北島はフレッシュな空気を振りまき、三山は「久しぶりに会ったら、2人とも身長が倍になっていて驚きました!」と、2人を可愛がるようにジョークを飛ばしていた。

北島岬、竹下優名
北島岬、竹下優名

続いて作品タイトルにちなみ、全員がそれぞれ「今、誰よりもつよく抱きしめたいもの」を発表。三山は迷わず「チャンソンです!」と答え、チャンソンと熱いハグをする。久保は「餃子」と答え、永田と共に餃子フェスを訪れたこと、最近は春菊の餃子にハマっていることを明かした。そして穂志は愛猫、永田は布団、北島はヘッドホン、竹下は祖母の家にいる猫、内田監督は今作に出演した子役の子と回答。最後に期待の目を注がれたチャンソンは、もちろん「凌輝〜!」と叫び、再び2人は熱いハグを交わした。

三山&チャンソンが熱いハグ!
三山&チャンソンが熱いハグ! 

舞台あいさつに続いては、久保が、劇中で良城が執筆した絵本『空をしらないモジャ』を朗読。久保はエアリーなラインの純白のワンピースに身を包み、透き通るような声で優しい物語を読み上げた。

乃木坂46・久保史緒里

◆BE:FIRST、映画主題歌を初披露!

ライブコーナーになると、場内の雰囲気が一変。まずはチャンソンが、2PMの人気曲をパフォーマンス。スーツ姿のバックダンサーを従え、キレよくセクシーなダンスを交えながら歌い上げていく。『I’m your man』では、途中でネクタイを外して操る振付や、シャツの胸元を開く仕草に、大きな悲鳴が。さらにチャンソンはダンサブルな「ミダレテミナ」でハンドクラップを起こし、会場を大いに盛り上げた。

チャンソン

そしてBE:FIRSTの7人が登壇して、『誰よりも』を初披露。珠玉のバラード曲を、ブラックの上品な衣装に身を包んだメンバーが感情を込めて歌いうえげると、観客はうっとりとその歌声に聴き入る。BE:FIRSTのメンバーはそれぞれに感想を語り、SOTAは「BE:FIRSTのことを100でこなしながら撮影を頑張っていたRYOKIの姿を知っているので、こういう場を迎えられたことを、自分のことのようにうれしく思います」と三山をねぎらう。

BE:FIRST、本作主題歌『誰よりも』初披露

LEOは「歌って踊ってラップしているRYOKIばかりを近くで見ているから、画面越しに見ると遠い存在のようで、不思議でした」としみじみ。なおこの日初めて本編を鑑賞したLEOが、舞台裏で物語の展開に激しくリアクションしながら観ていたことを、RYOKIが暴露。LEOは「僕だけ応援上映してました」と観客を笑わせた。

BE:FIRST

自身が歌詞を書いた主演作の主題歌をメンバーと並んで歌うという経験を経て、「すごく感動しました」と話した三山。そして「様々な経験をしていろんな人に出会って、節目でメンバーのところに戻ってくると、ふと『本当にいい奴らだな』と思うんです。今7人で歌いながら、それをすごく感じました。ありがとう」と、メンバーへ深い感謝を伝えた。

最後に久保が「スタッフも共演した皆様も、本当に全員でいろんな気持ちを込めて繊細に作り上げた作品なので、どうか届いてくれたらうれしいです」、三山が「どんな人にも当てはまるような、人同士のすれ違いや理解できないもどかしさなど、人間の心の奥をヒューマンストーリーとして描いた作品。心にそっと寄り添えるものになっているんじゃないかなと思います」とあいさつ。華やかなイベントの幕は降りた。

出演者とBE:FIRST

映画『誰よりもつよく抱きしめて』
2025年2月7日(金)公開

【STORY】
鎌倉の海沿いの街で同棲する、絵本作家の水島良城(三山凌輝)と書店員の桐本月菜(久保史緒里)。学生時代から付き合ってきた二人は、お互いのことを大事に思い合っているが、良城は強迫性障害による潔癖症を患い、恋人の月菜にも触れることができず、手をつなぐことすらできない日常が続いている。ようやく治療を決意した良城は、合同カウンセリングで初めて同じ症状を抱える女性・村山千春(穂志もえか)に出会う。思いを共有できる相手に出会えたことを喜び、千春との距離を縮めていく。仲睦まじく思いを共有する二人の交流を目の当たりにし、月菜はショックを受けてしまう。二人の溝がどんどん深くなっていくなか、月菜の前に、恋人と触れ合っても心が動かない男・イ・ジェホン(ファン・チャンソン)が現れる。愛する人と触れ合うことがままならない者たちがすれ違い、ぶつかり合い、関係が交錯していく―。

■原作:新堂冬樹「誰よりもつよく抱きしめて」(光文社文庫)
■監督:内田英治
■脚本:イ・ナウォン
■出演:三山凌輝、久保史緒里(乃木坂46)、ファン・チャンソン(2PM)、穂志もえか、永⽥凜、北村有起哉、北島岬、⽵下優名、酒向芳

<公式HP>
<公式X>   
<公式Instagram> 

©2025「誰よりもつよく抱きしめて」HIAN /アークエンタテインメント

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