宮野真守「最高は更新できる」 アーティスト15周年の節目を越え、次なる進化へ──『MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2024-2025 〜DRESSING!〜』

2025.1.27 18:10
宮野真守の写真

声優、俳優、そしてアーティストとして活動する宮野真守が1月25日(土)・26 日(日)、千葉県・LaLa arena TOKYOBAYにて5都市9公演のライブツアー『MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2024-2025 〜DRESSING!〜supported by NatureLab JOYSOUND』を締めくくった。「DRESSING」=「着飾る」を掲げ、“衣装”をテーマにした構成でアンコール含む全20曲をパフォーマンス。2日間で約2万人を魅了した。
(以下、オフィシャルライブレポート)

千秋楽となった26日(日)──会場が暗転し、スクリーンにはファッションショーの舞台裏が映され、様々なモデルがヘアメイクや衣装を身に付けたりと準備を進めるなか、宮野真守も舞台に立つ用意をしていく。緊張感に包まれるなか、いよいよ宮野がランウェイに立つという様子が描かれると同時にライブタイトルロゴが表示され、会場の熱気は早くも最高潮に。

昨年12月リリース『DRESSING』のイントロとともに奥のスクリーンが左右に割れると、全身をモードな黒一色で統一されたロングコートをまとった宮野が登場。中央から伸びる花道をファッションショーのランウェイのように堂々と進み、センターステージでダンサーと合流して楽曲のパフォーマンスへ。ロングコートが照明の光を反射し、会場中に唯一無二の輝きを放つ。

宮野真守の写真

『BLACK OR WHITE BOYHOOD REMIX』『Magic』へと続き、ダンサーとの息の合ったパフォーマンスが繰り広げられ、『Quiet explosion』では声を張り上げ力強さを見せつける。宮野がステージを後にすると、オープニングに続きファッションショー映像へ。様々な衣装を着こなし、ランウェイをこなす宮野の映像が流れる。再びスクリーンから新たな装いの宮野が登場する。

宮野真守の写真

獣を思わせるようなファイクファーで制作されたロングコートを素肌にまとい、『BODY ROCK』でその肉体美を獣のようにここぞとばかりに見せつける。一転、『WANNA LOVE』では会場とラブリーな振り付けをキュートに披露したかと思えば、『Dirty Orange REMIX 2024』ではメドレー形式で様々ジャンルの楽曲がオーバーラップしていく。

『Invincible Love』や『Okay.』などバラードナンバーもテンポよく披露され、『TRANSFORM』では雄々しい獣のようなパフォーマンスで会場を更に熱狂させていく。

興奮に包まれたステージの後にはスクリーン上では再びファッションショーのランウェイ映像に。期待が高まるなか、ステージから登場した宮野は純白のセットアップスーツを纏(まと)い、身体のラインを引き立たせるその作りは高級感と美しさを内包した佇(たたず)まいを演出する。

宮野真守の写真

自身が作詞を務めた『AUTHENTICA』、今回の千葉会場限定の曲『未来』で言葉の1つ1つを噛(か)み締めながら歌った後は、「次に歌うのは僕にとってとても大切な曲です。苦しいときも僕とみんなを繋(つな)いでくれました。心を込めて歌います」と、前回2023年のライブツアーのテーマソングにもなっていた『Sing a song together』をアコースティックアレンジでしっとりと歌い上げる。

ダンサーも再び登場し、『Apollo』を会場と一体になって楽しむと宮野は名残惜しそうにステージを後にする。

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