「脳の研究は楽しい」と成果を見ながら晩酌する研究者に所ジョージも「面倒くさくなっても“楽しい~!”」と共感
2025.6.2 11:30村山さんは「タイムトラベルして病を治す、みたいな…それがひょっとしたらできるかもしれない」と話し、ある研究施設を見せてくれた。そこにいたのは、マウス。全てアルツハイマー型認知症を発症しており、中には、冬眠に近い状態になるよう処置が施されているマウスも。
アルツハイマー型認知症の進行は、脳の中にゴミのようなものがたまってしまうことが原因と考えられているそうだが、冬眠状態になるとこのゴミがたまるのを抑えられるのではないか、さらにその間にごみを排出できればアルツハイマーの症状も改善するのではないか、という仮説の元に研究が進められているという。
この研究が進み将来、マウスではなく人体でも同じようなことができるようになるとすれば、なんとも夢のある話である。村山さんも「夢はめちゃくちゃありますよね。日々つらくても、夢見られるからやっていける」と語ってくれたが、「悪夢とか見ますけどね」としっかりとオチをつけた。
その後、別の研究について研究員の大石さんから報告を受けた村山さん。それは村山さんが長年待ち続けてきた大きな発見だったようで、「歴史的瞬間に立ち会った感じ。“キターッ!”って織田裕二ばりに叫んじゃう感じ」と喜びを表現した村山さんは、研究内容をプリントアウトして「持ち帰ってブランデー飲みながら見るわ!」と晩酌のアテにすることに。
待ちに待っていた良い研究内容を手に車で帰宅する村山さんは、車内でも上機嫌のままだ。その道すがら「研究は楽しいんですよ。いい職業なので子どもたちにね、どんどん来てもらいたいですね」と話す村山さん。「若者を科学の分野に引き込むっていう…それも1つものミッションだと思ってます」と、未来への展望も抱いていた。
奥様と娘さんの待つ自宅に戻った村山さんは、一息ついた後、自室でプリントアウトしたデータを見ながらブランデーを一口飲み「まぁおいしい~!」とご満悦。「このドキドキをず~っと90歳まで本当は味わいたいんですよね~」「研究のことを考えながら生涯を終えられたら、こんなにハッピーなことはないかな」と、最後まで研究の楽しさを口にしていた村山さんだった。
所は「私もね、“楽しい”は口グセのようにずっと言ってるね。面倒くさくなっても“楽しい~!”とか」と、楽しい研究に没頭する村山さんに共感していた。
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写真提供:(C)日テレ
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