小栗旬&蒼井優 Netflixシリーズ『ガス人間』で23年ぶりに共演 小栗「ワクワクを通り越して興奮」
2024.8.8 18:45小栗旬と蒼井優がNetflixシリーズ『ガス人間』で実写作品では23年ぶりに共演することが発表された。
東宝の伝説的特撮映画『ガス人間第一号』は『ゴジラ』の生みの親である本多猪四郎が監督を務め、1960年に東宝製作・配給で劇場公開。社会構造の闇を突き抜けた娯楽性で傑作SFスリラーへ昇華した、半世紀以上の時を経てなお語り継がれる作品。
数多のクリエイターに刺激を与え、国内外に熱狂的なファンを抱えるこの原作を、最先端VFXを駆使し現代日本を舞台に完全オリジナルストーリーで新生する、かつてないリブートプロジェクトがキャスト・監督・脚本と日韓を代表するトップクリエイターたちと共に始動。Netflixと東宝が初タッグを組み、エグゼクティブプロデューサー・脚本にヨン・サンホ、監督に片山慎三、Netflixシリーズ『寄生獣 −ザ・グレイ−』などを手掛け世界から注目を浴びるグローバルコンテンツ制作会社のWOW POINTが共同企画・制作で参加し、同作で脚本を執筆したリュ・ヨンジェが今作でも共同で脚本を執筆。
メインキャストに小栗旬と蒼井優をキャスティングした理由についてヨンは、「『ガス人間』の脚本を書きながら最初に思い付いた役者さんが蒼井さんであり、片山監督にも「蒼井さんはどうでしょう」と提案しました。蒼井さんは『花とアリス』(04)で韓国でもとても有名な方ですが、近年の『スパイの妻』(20)で魅せてくれた芝居に至るまで、本当に素晴らしい方です。自分が書いた脚本を蒼井さんが演じて下さっている姿を今すぐにでも観たいくらい期待しています。小栗さんに関しては説明不要の日本のトップスターであり、韓国でもとても有名な方です。小栗さんが『ガス人間』への参加を決めてくれた瞬間に、成功の灯がともったような感覚を得ました。実際にお会いした時も情熱がビシビシと伝わってきましたし、とても楽しみです」と二人への期待の高さを語った。片山監督も「小栗さんと蒼井さんが実写で共演されるのは23年ぶりとのことで、この組み合わせがどんな化学反応を起こすのかはとても楽しみです。おふたりの表情と肉体の美しさをどういう風にフレームに収めていくかを楽しんで撮っていきたいと思います」とコメントした。(取材・文/SYO)
■キャストコメント全文
▼小栗旬
とにかく凄い企画のお話を頂いたなというのが最初に感じたことです。先が気になる展開と、このタイトルからは想像のつかない人間ドラマに心を奪われました。素晴らしい日韓の才能と、素晴らしい日本のキャスト陣と、このすばらしい作品をこれから一歩一歩作り上げていくことに今から、ワクワクを通り越して興奮しております。参加できることに感謝し、素晴らしい作品を届けられるよう、皆さんと共に試行錯誤していきますので、お楽しみにしていて頂きたいです。
▼蒼井優
私にとっては未知の世界のお話なので、どのような体験になるのか楽しみです。今はスタッフの皆さんと共演者の皆さんと全員で大海原に出航するような気持ちです。無事皆様にお届けできるよう精進しつつも、この組だからこその冒険心も忘れずにいたいと思います。配信を楽しみに待っていてくださると幸いです。
Netflixシリーズ『ガス人間』は、Netflixにて世界独占配信。