カズレーザー「めっちゃ納得」 血液型によって病気の発症リスクに違いが…そのメカニズムと気をつけるべき疾病とは

2024.9.11 09:15
出演した専門家
大阪大学 理事・副学長
大阪大学大学院理学研究科・理学部 教授 深瀬浩一

まずAB型は、脳卒中や認知症に要注意。血液型ごとの免疫を比較するとAB型が最も弱いそうで、免疫と密接に関係する神経系の病気にかかりやすいのだという。続いて、血が固まりやすいB型が気をつけたいのは、糖尿病。血液の粘性が増すと、インスリンの抵抗性が引き起こされるという。肺炎や結核にもあわせて注意が必要だと語られた。

続いて、消化器系の病気を起こすウイルスと結合しやすいO型は、胃潰瘍とノロウイルスの発症リスクが高いそうで、O型の人はピロリ菌やノロウイルスなどに最も感染しやすいのだとか。この指摘にO型のカズレーザーは「僕めっちゃお腹弱いです」と心当たりがある様子だった。最後に、日本人で最も多いA型は、血が固まりやすいことから血栓ができやすく、心筋梗塞と脳梗塞の発症リスクが他の血液型と比べて高いとの解説がなされた。

ただし、ウイルスは人へ感染するあいだに抗原を変化させることもあるうえ、生活習慣や体質などの個人差によって病気の発症リスクが変化することにも注意が必要だそうだ。

一連の講義を受けてカズレーザーは「ざっくりウワサ話とかで、O型が血液型によってコロナの感染が…みたいな。ちょっと眉唾の話かと思ったらこうやって分析して説明してもらうとなんか、めっちゃ納得しますね」と納得。病気の予防にまつわる解説に「腑(ふ)に落ちること多かったです」とリアクションした。

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写真提供:(C)日テレ

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