マカロニえんぴつ 下積み時代の思い出を回顧 過酷な着ぐるみアルバイトやエレクトーンの先生を目指した当時のを振り返る
2024.9.11 10:154人組ロックバンド・マカロニえんぴつの、はっとり、高野賢也、田辺由明、長谷川大喜が9月6日深夜放送の『バズリズム02』に出演。メンバーそれぞれの10年前の写真から、下積み時代の思い出を振り返った。
番組主催の音楽イベント『BUZZ RHYTHM LIVE 10th Anniversary』に出演した4人は、番組放送開始10周年を記念し、10年前の写真を披露。メンバーそれぞれが当時の思い出にまつわるエピソードを語った。
ギターボーカルのはっとりは、屋外イベントで虎の着ぐるみを身にまとった写真を公開。来場した子どもたちと遊ぶスタッフをしていたそうで、このエピソードを聞いたMCのバカリズムは「真夏でしょ?」と驚がく。さらに「こういうバイトするんだ」とリアクションすると、はっとりは「これお金、無償でやってるんです」とまさかの言葉を返した。当時通っていた大学の先生にすすめられ仕事を手伝っていたそうで、『アーティストをタダで見られる』という言葉に釣られ参加したというが、「観る体力が残ってない」と過酷だった思い出を振り返った。一方で、「逆に燃えました」とステージで躍動する未来を思い浮かべていたというはっとりに、バカリズムは「こういう時代あったんだ」と反応した。
続いてギターの田辺は、レコーディングをしている様子を写した一枚を披露。インディーズデビューとなった楽曲のレコーディングの時のものだそうで、それまで「(音大の)授業でレコーディングすることはあったんですけど、それとは緊張感が違う。世の中のCDショップに並ぶものを作るので、大変だった」と当時の様子を回顧。「最初の作品だったんで、だいぶ身構えてたところがあった」と続けた。
キーボードの長谷川は、自身がエレクトーンを弾いている後ろ姿を写した写真を紹介。当時、すでにマカロニえんぴつには加入していたものの「ヤマハ(音楽教室)の先生になろうと思って」いたそうで、バンド活動を続けるべきか悩んでいたという。エレクトーンを教えるための資格も取得していたという長谷川だったが、「考えすぎて(ヤマハの先生に)応募してみようと思った時には、応募締め切りが切れちゃってて、それでマカロニえんぴつになろうかなって」と衝撃の事実を告白。これにははっとりも「消去法で残ったの!?」と驚いていた。